成川ジローの愛すべき○○ブログ(ネタバレあり)

管理人である成川ジローが愛すべき映画やアニメを格闘技、プロレスに絡めたりもして語るブログ。

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プレデターズ

 『プレデター』のレビューを見ていただければわかるように、自分はプレデターが大好きなわけで、これは劇場に見に行かないわけがないのです。しかも制作にロバート・ロドリゲス。否が応にも見に行きたくなるってモンです。
 ただ、一応先に言っておくと、ネタバレも含む話をするから見てから読んでほしいけど、映画自体があんまり面白くなかったのでおススメはしません。


邦題『プレデターズ』
原題『Predators』
2010/アメリカ/107分
監督 ニムロッド・アーントル
出演 エイドリアン・ブロディ、トファー・グレイス、ローレンス・フィッシュバーン、ダニー・トレホ、アリシー・ブラガ、ブライアン・スティール、ルイス・オザワ・チャンチェン、ウォルトン・ゴギンズ、マハーシャラルハズバズ・アリ

表紙

 突然目の前が光に包まれ、気がついたら見知らぬ場所に降下中だった傭兵のロイス。辺りをうかがってみると、自分の他に人種も居た場所もバラバラの7人が同じ状況にさらされていた。現状を確認し、どうにか元居た場所に戻ろうと8人は行動を共にするが、そこが地球ではない事に気付き、やがて正体不明の敵に襲われ始める。

 一言で言えば説明不足。好意的に見ればいきなり狩り場に投げ出された主人公たちの訳のわからない状況を観客に与えようと言う意図なのかもしれないが、それを考慮に入れてもやっぱり説明不足だし、主人公たちは何故かあまり混乱とかせずに勝手に理解して進むので、客だけ置いて行かれる。映画として欠陥があると思う。『プレデター』のチラ見せ感は凄い上手かったんだけど、今回はそれがド下手だった感じ。それでいてキャラクター達の飲み込みの速さが異状だからなんかストレス。なんであんなにプレデターの事簡単にわかっちゃうんだよ……『プレデター』同様、中々プレデターは姿を現さないんだけど、それも中々にストレス。オマージュみたいにしてるのかもしれないけど、その手法は初回や2回目だからできる事であって、プレデターが出てくる映画が何作も作られた今ではそんなに効果的ではないと思う。んで『プレデター』の場合は、その前半のプレデターが出てこないパートもかなり面白く出来ていたんだけど、今回あんまり面白くなかったなぁ……やっぱり知ってるからプレデターに対する恐怖感もドキドキ感も少ないし、プレデターじゃない敵も出てくるんだけど、突進型のイノシシに角生やしたような凶暴な動物が全速力で襲ってくるのに、わざわざ目の前で止まってくれるし、人型の良くわからん奴はほとんど姿を見せないまま出番終わって説明ないし、本当に詰めが甘いというか、半端。


 肝心のプレデター。

プレデター

 画像は予告編から引っ張ってきたものです。
 プレデターの身体の線が細くなってて迫力ダウン。頭だけでかいもんだからバランスが悪い気がするし、そのうえ『プレデター』のような狡猾さが無く、頭が悪くて詰めが甘い。姿を消せる光学迷彩は全く活かしてないわ、狩人とか言ってるけど獲物にすぐ姿現すわ、明らかに怪しい船の中に隠れてる人見つけられないわ、こいつら狩人気取りの素人だろwww
 普通のプレデターっぽい奴は何で縛られてたのかよくわからんし、変な顔のプレデターは何だったの?ただのプレデターと何ら変わらないけど、あれがスーパープレデター?今回プレデターに斬新な武器とかも無くて、全然魅力を感じなかった。
 鳥型の偵察アイテムみたいの使う割に襲い方が本当にちゃち。偵察を行ったのなら、その後の襲撃シーンはそれを踏まえた意味のある襲撃をしろよ。馬鹿か。

サーマル

 プレデター視点のサーマルビジョンは『プレデター』以降、凄い精度が上がったね。ちゃんと人の表情までわかるようになってる。あと、プラズマキャノンの弾速はやけに速くなってました。今までが遅すぎたんだけどね(^^; 今までのだったら普通に目視で撃たれた後に避けられる気がするからね笑


 主人公達人間のキャラはまだ魅力的と言えるが、どのキャラも絶対にもっと活かしようがあった。残念過ぎる。特にフィッシュバーンのキャラは要らない。
 生き残りのノーランド。ローレンス・フィッシュバーン。

生き残り

 一人だけ生き残って10シーズンくらいサバイバルしてたには太ってるし。プレデターを何体か倒しているらしく、光学迷彩や強力な武器を持っているにも関わらず、それらのアイテムを一切活かせてないし。狂ってたにしてもただのバカ。あれなら狂ってる無しにして、歴然の勇士キャラで良かったと思うんだけど……10シーズン生き残っていたと言うが、今回の映画が1シーズンだとすると、1シーズン=2日くらい?あんまり凄くないな(^^; 『ジュラシックパーク3』の子供の方が凄いぞ!笑

 主人公、傭兵のロイス。エイドリアン・ブロディ。

傭兵

 『戦場のピアニスト』『ダージリン急行』とかでの優男のイメージがあったんだけど、思ったよりも特殊部隊みたいなマッチョキャラを上手く演じてて良かった。このキャラは性格がいまいち定まってない。昔人間狩りみたいな事をしていたのかな?そんな会話があった気がする。
 ナイフとかも持ってるけど、メインの武器はAA-12

AA12GUN.jpg

 これにレイルとフォアグリップとか付けたもの。散弾をフルオートで撃てちゃう中々凶暴な銃。なんか凄い低反動で撃てるらしい。その技術は凄いと思うけど、散弾をフルオートで撃つ機会があるのか疑問だよなぁ……こういう対プレデターを考えたら相性良い気がするけど、これでダメージを与えた描写は一度も無かった。一発も当たらなかったのか?(^^:

 ロイスの後ろに映ってるのは連続殺人犯で死刑囚のスタンズ。ウォルトン・ゴギンズ。
 下ネタ言ってみんなの間を持たせたりする。銃器は一切持ってない可哀想な人。でもローランドの着ていた防弾ベストをちゃっかり着込んでいて(盗まれるローランドが馬鹿だが)、ナイフでプレデターを刺しまくったりして、結構奮闘しててワロたwwナイフ強い。ってかチョッキ着てたからって、人間をバラバラにする威力があればプラズマキャノンの直撃は死ぬだろwww本当にプラズマキャノンの威力ははムラがありすぎ。


 紅一点でスナイパーのイザベル。アリシー・ブラガ。

スナイパー

 設定はCIAの非合法員(イリーガル)で、イスラエルに派遣されていたらしいんだが、超アマチュア。プレデターに負けず劣らず物凄いド素人くさかったなぁ。ライフルあんまりあたらねえし、乱射するし、イノシシみたいのに追いつめられていきなり自殺しようとするし、こいつバカでしょ?
 途中ロイスをいきなり殴りつけるシーンがあるんだけど、理不尽過ぎる気がした。意味わからねえもん。相手の正体を知るためにイノシシみたいなのの足跡を追って行こうって同意したのはてめえら自身だろと。相手の真意を確かめずに自分の中だけで解決させて他人をなじる、殴る。最悪だと思う。思いこみが激しく短絡的すぎなのに自分で気づいてないで、思慮が無く行動に移しちゃう事に疑問を抱かない。宗教にハマるタイプだろうな。クソや。ってか絶対プロじゃない。感情で動きすぎ。
 顔を似せてた気がするから、裏設定で『プレデター』の生き残りのアンナの娘かなんかだと思いもしたが、『プレデター』のレビューでも書いたけど、あの後アンナがどうなったか考えるとどう考えても釈放される訳ないし、アンナはプレデターの素顔見てないから、無いか。シュワちゃんの証言を聞いただけか。
 持ってるスナイパーライフルはSIG BLASER R93であるらしい。

blase.jpg

 なんかジャングル戦とかに向かなそうなライフルだなぁ……。


 なんでか兵士たちに混ざって呼ばれちゃったお医者さんのエドウィン。トファー・グレイス。

医者

 どう考えても最初っから怪しくて、マッドサイエンティストかシリアルキラーだってのはバレバレなんだがあのタイミングでどうして正体を現したのか……ムラムラしちゃったか。
 ってか医者って他の惑星の植物の毒とかわかるのかよwww 最近読んでるジェイムズ・P・ホーガンのSF小説で生物学者のダンチェッカーが「どんなに地球と環境が似ていても地球と同じ植物や生物が他の星で生まれる事は考えられない」って言ってたぞwwww


 ロシアの特殊部隊、スペツナズのアルファ部隊所属のニコライ。オレッグ・タクタロフ。

ロシア人

 M134を持って歩き続ける心優しきタフガイ!
 演じたオレッグ・タクタロフさんは格闘家の人です。たぶんグラップラー刃牙のセルゲイ・タクタロフのモデルになった人かと。だからガチで一番強い人です笑 やっぱり現実と同じでロシア人が一番強いんだな。背後からプラズマキャノン直撃食らって生きてるし!ってか相変わらず威力にムラのある武器だな全く笑
 使用火器はM134。

m134p.jpg

 画像は銃身詰めた奴だけど、やっぱこれ出さないとね!相変わらずプレデターに当たってないけど、これ直撃すればプレデターでも確実に死ぬはずです。だって人間にぶん殴られてダメージ食らってんだから。


 見るからに危ない奴っぽいメキシカンのクッチーロ。ダニー・トレホ。

ダニー

 ロドリゲス作品と言えばやっぱりダニー・トレホですよ。もっと活躍見たかったけどなぁ。クルツ二丁持ちとかやってるのに。まぁ『マチェーテ』でのvsセガールに期待しましょう。この人を使ったプレデターのブービートラップはなんだったのかよくわからん。素通りされたら何にもしないのかよwww
 マチェット使ってほしかったけど、持って無くて使用火器はちょっと煌びやかな装飾をされたMP5Kを2丁。

MP5K.jpg

 主にイノシシ狩りに使われました。プレデターには一度も撃ってない。


 ジャパニーズマフィア、ヤクザのハンゾー。ルイス・オザワ・チャンチェン。

ヤクザ

 日本人役だけど、発音がどう考えても日本人じゃないwww「これは素晴らしい」「イェエエエー!!」などの名言を残しました。いきなり裸足になるのもわからんし、口が滑って指を詰めたらしいんだが、薬指も無くなってるけど二回口が滑ったのかwww
 かなり美味しい役だけど、まぁ草原に入った辺りで何やるかわかったよね。日本刀手に入れた辺りでも。あそこの描写は良かったけど、ロドリゲスっぽいんじゃなくてタランティーノっぽかった気がする。キル・ビル的な感じ。
 使用火器はベレッタのカスタム。

べれったかすあむ

 こんな感じのやつ。細部は違うけど。あと日本刀(笑)ね。


 シエラレオネのRUF(革命統一戦線)の一員であるらしい、モンパサ。マハーシャラルハズバズ・アリ。

戦士

 なんかお祈りとかしてたからか、この人だけ最初にプレデターの気配に感づく。この人の殺され方を見るとプレデターが狩人でも何でも無い、何も考えてないド素人だということが感じられる。撃たれるために出てきたようなもんだ。
 使用火器はAKM。

akm.jpg

 主にイノシシ狩り(ry
 こいつらがプレデターと戦って脱出を目指す。

みんな

 やっぱり見た目もロシア人が一番強そうだよね。
 キャラは良いと思うところもあるんだが、動かし方と脚本が駄目だわ。


 最初の方の丸太のトラップは『プレデター』へのオマージュなんだろうけど、死んでたあいつ一人でどうやって作ったんだ?『プレデター』ではシュワちゃんたちガチムチマッチョたちがみんなで木を引っ張ってひん曲げたりする熱苦しいマッチョ描写があったんだけどな。ってか今回は死体の皮剥がないんだね。。。
 エンディングの音楽は『プレデター』の出撃のヘリの中でかかっていた音楽で、オマージュの意を含んだお遊びなんだろうけど、あれよりもプレデターのテーマを使って『プレデター』のエンドロール前みたいなキャラ紹介やってほしかった。その方が絶対面白いしファンにも受けるはず。


 ロドリゲスだから期待したんだけどなあ……制作のロバート・ロドリゲスは自分の好きな監督の一人。前半と後半がほぼ別の映画となる『フロム・ダスク・ティル・ドーン』。ギターケースに銃をしこたま仕込んだ男の吹く襲撃である『デスペラード』、麻薬を吸うことによってエイリアンに寄生されてるかどうか見抜くカルトなエイリアン青春活劇『パラサイト』、昔の映画の味を再現した爆笑必死のゾンビ映画『プラネット・テラー』、白黒の中に一色だけ発色させる独特の世界観で描いた『シン・シティ』など、自分の好みな映画ばかり撮ってる人。デビュー作の『エル・マリアッチ』は制作費が足りなくて治験をやってお金を稼いだらしい。自分はそこら辺まねて見ました笑 そしてタランティーノのマブだちらしい。
 でもロドリゲスらしさもあんまり感じなかったし、プレデターとしてもあんまりな出来。一度日本人の熱烈なプレデターファンに作らせて欲しい。俺かてもっと面白くできると思うんだけどな。

 リメイクって聞いてたけどリメイクじゃなくて、『プレデター外伝』て感じの映画だった。
 『プレデター』が良すぎて、『プレデター2』は佳作で、今作はそれらを全く超えられてない。『プレデター』がやっぱり凄い映画だと再認識。ファンにしか楽しめないのにファンには物足りない、半端な映画になってしまった。期待がでかかっただけに、残念。

 近年の映画のプレデターの弱さと詰めの甘さと頭の悪さと言ったらもう……嘆かわしい。プレデターは、もっともっと強いんだよちくしょう!


 ってか予告編は偽予告編だったのか?

予告編詐欺

 このシーンのレーザーサイトがほとんど合成だったのに物凄いがっかり。

 あとここが地球じゃないってわかるシーン。

感動

 ちょうどSF小説読んでた事もあって、無駄に壮大で感動しちゃったよ笑


愛すべき名場面
○ニコライvsプレデター
○ハンゾーvsプレデター
○プレデターvsプレデター


愛すべき名台詞
特になし

評価
★★☆
(★ 五つが最高。☆は0,5点)


予告編↓




P.S.
どうでもいいけど、見る前に友人と夢枕獏の『獅子の門』と言う小説の話をしていて、それから『ベストキッド』の予告編を見たもんだから、ジャッキーが「上着を拾え!」とかのシーンで久我重明みたいに「そこの女を犯せ」「そこの犬を殺せ」とか言うのを想像しちゃって笑ったww
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  1. 2010/07/26(月) 20:30:44|
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