成川ジローの愛すべき○○ブログ(ネタバレあり)

管理人である成川ジローが愛すべき映画やアニメを格闘技、プロレスに絡めたりもして語るブログ。

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トレインスポッティング

 見よう見ようと思ってて5年くらい経ってようやく見ました。もう10年以上前の作品になるのか……なんかいつまで経っても新しいってイメージの作品なんだけれども。とりあえず、治験のために病院に入院中にベッドの上で見るもんじゃねえなって思った笑 見ている自分自身血液採取のために注射打たれまくってますから!


邦題『トレインスポッティング』
原題『Trainspotting』
1996/イギリス/94分
監督 ダニー・ボイル
出演 ユアン・マクレガー、ユエン・ブレムナー、ロバート・カーライル、ジョニー・リー・ミラー、ケヴィン・マクキッド

ポスター

 スコットランドのヘロイン中毒の若者のレントンは何度目かの禁ドラッグを決意し、紆余曲折はあったものの、一応成功し、仕事も見つけ、働くことに満足感を得るようになった。しかし、それも長続きはせず……

 あらすじを書くのが難しい……スコットランドのドラッグ中毒の若者たちの青春を、ダニー・ボイル監督がスタイリッシュで生々しく、生き生きと描くドラッグ青春映画。こう書くと何かドラッグを肯定してるみたいだけどそういう訳じゃないのでご安心を。


 主人公のマーク・レントン。ユアン・マクレガー。

レントン

 レントンと書かれてるけど、マークって呼ばれてる事が多かった気がする(^^; 世間一般の幸せを意味する「安定した豊かな生活」というものに価値を見出せず、刹那主義的と言うか、今が素晴らしくなるドラッグに価値を見出している、どうしようもない悪友に足を引っ張られて中々真っ当な道を歩むことができずにいるどーしようもない若者をユアン・マクレガーが超好演。まぁどーしようもないだけでなく、爽やかにその悪友を裏切ったりもするんだけどね。そのときに心変わりもするけれど、それが長続きするかはやっぱり疑問。
 生き生きと街を走り回るのも、ドラッグの禁断症状にさいなまれるのも、鬱屈とした日々を送るのも、彼の演技はとても素晴らしかったと思う。キャラも立っているし。ユアン・マクレガーは『ブラス!』『新スターウォーズシリーズ』『ブラックホークダウン』『アイランド』『ビッグフィッシュ』と結構見ていて毎回良い演技をしてくれている気がするけど、この作品では特に素晴らしかったと思う。この映画が彼の初主演作であり出世作であるらしいが、映画の出来そのものにしても、彼の演技にしても出世作と言うのは納得。ユアン・マクレガーって言ったらオビ・ワン・ケノービのイメージが強いんだけど、こんな若々しい役もできるのかと感心した。まぁこのときは実際若かったか。
 ちなみにユアン・マクレガーの叔父が『旧スターウォーズシリーズ』のエースパイロット、ウェッジ・アンティリーズ役の人だって言うことはスターウォーズファンの間では有名な話です。


 レントンの良い友人1、スパッド。ユエン・ブレムナー。

 スパッド

 気が弱くて、仲間でなにかやるとまず損するタイプの根が良い可哀想な人。ユエン・ブレムナーはこういう役やらせたら似合うね。『ブラックホークダウン』でも『エイリアンvsプレデター』でもそんな感じはあったし。ってか良い奴か損する奴しかできないんじゃないだろうか。そういうのが顔に出てる気がする笑 どっちにしろ印象に残るキャラを演じることが多い気がする。『スナッチ』でもただパワーウィンドウに手を挟まれて走らされる可哀想なだけなのに印象に残ってるし。
 この作品中でもやっぱり印象に残るし、なんか応援したくなっちゃいます。


 良い友人2、トミー。ケヴィン・マクキッド。

トミー

 どう考えても一番良い奴で、一番真っ当だったのに主人公のちょっとした冗談のせいで全てが壊れてしまった最大の被害者。この人がそうなった責任について全く触れなかったけど、レントンはもしかして気づいてなかったのかな??とにかく可哀想。まぁでも、彼女とのアレを撮ったビデオをそこら辺においておくのもちょっと悪いかな。。。ってかなんでポスターとかフライヤーにはこいつの代わりに一応ヒロインのダイアンが載ってるんだろう……オープニングのキャラ紹介ではこいつがメインっぽかったし、実際こいつはダイアンより出番あったでしょ。


 レントンのどーしようもない悪友1、ベグビー。ロバート・カーライル。

ベグビー

 すぐ暴れる喧嘩ジャンキー。友達であるけれど仲間からは内心恐れられている。まぁ一番のクズ野郎ですねー。レントン家族と一緒に飯食ってたから、親戚か?ってか仲間のスパッドに実刑が下されたとき、スパッドの母親に「自業自得だ!」と言っちゃうようなマジDQN。そう、こういうのをDQNって言うんだろう。それをロバート・カーライルがユアン・マクレガーに負けないくらい好演。こいつが持つ狂気的な怖さが滲み出てて良かった。キレっキレっす。
 

 悪友2、シック・ボーイ。ジョニー・リー・ミラー。

シックボーイ

 あだ名かな?女ったらしで口先八丁な感じの駄目男。こいつとベグビー二人が真っ当に働き始めたレントンの家に転がり込んできたときは「こりゃ駄目だ」と妙に納得した笑
 この人は演技どうこうじゃなくて存在が良かった。一人だけスーツで決めてる事が多かったりして、ダニー・ボイル特有のいちいち格好良い絵作りに一役買っていると思うし、007オタクと言うキャラも良かった。気のせいか、ジャック・ブラックにキャラが似てる気がする。痩せたジャック・ブラックって感じ。

 こういうどうしようもない悪友みたいのを見ると高橋ヒロシのQPの先生の言葉を思い出しもしたがちょっと違うか。


 あとは良く一緒にいるドラッグ仲間の女とか、麻薬の売人とか、影の薄いヒロインとかいるけど、割愛。女二人は結構重要な役ですけど。


 下手したら鬱屈した、どうしようもない物語になるところを、さわやかにおしゃれにスタイリッシュに明るく描いてる。音楽もユーロビートっていうのかテクノっていうのか、『ピンポン』の音楽みたいに中毒性があり、映像もテンポが良いから見ていて全然飽きない。さすがダニー・ボイルって感じ。
 ダニー・ボイルの絵作りの上手さが出てる。やっぱ光の使い方が抜群に上手いんだと思う。絵がいちいち綺麗。オープニングから「おぉ」ってくるものがあるし

いちいち格好良い

 途中途中も本当にいちいち格好良いカットばかり

いちいち格好良い1

 やっぱ一人スーツのジャック・ブラックみたいなシック・ボーイが良い味出してるよね。無駄に決まっている。


 トレインスポッティングの意味は本来「列車マニア」でそこから転じて、たまり場にフラフラと集まると言うような意味になるらしい。タイトルバックでは列車のスポットライトで映し出されるタイトルと言う演出があって、それもダブルミーニング的な使い方で良かった。レントンの部屋の壁紙が列車なのもなんか面白い。


 日本でもかなりヒットして、この映画が好きっていうひとも結構いると思うのだが、確かにこれは面白いし、惹きつける魅力を持っている。ダニー・ボイル監督の独特の神々しいまでの光の描写はまだ見えないけど、それでもダニー・ボイル独特のスタイリッシュで斬新な絵作りの手腕は発揮されていて、映像のテンポも良いしそこに乗っかる音楽も良い。そこら辺は文句のつけようが無い。これは確かに面白い。普通にお勧め。個人的には『パルプフィクション』みたいにBGMとしてテレビに垂れ流してるのも良い気がする。

 ダニー・ボイル作品を順に見ていく上映会とかやりたいなぁ。



愛すべき名場面
○オープニング
○スパッドの面接
○傷心旅行
○ドラッグの幻覚
○エンディング

愛すべき名台詞
○特になし

評価
★★★★☆
(★ 五つが最高。☆は0,5点)

予告編↓


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(2009/06/19)
ユアン・マクレガーロバート・カーライル

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テーマ:映画レビュー - ジャンル:映画

  1. 2010/07/21(水) 11:53:58|
  2. 映画-その他
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

観た後天井で赤ちゃんハイハイしてた?

むしろユアンてこの映画の印象が強いから俺の中ではいつまでたっても若いあんちゃんです。

光の描写?スコットランド一汚いトイレの底の海はどうよ。

音楽は一応ブリットポップと言われるものを中心に使われてるかな。個人的にはユアンがオーバードーズでぶっ倒れて病院に担ぎ込まれるシークエンスで流れたルー・リードのパーフェクト・デイが一番好み。ボイルは選曲と曲のあて方のセンスがびっくりするほど良い。そこが一番好きなところだ。

ただ、あのラストはなあ…。シーン単体で観るととても素敵だが、べグビー達がいなくてもお前また同じこと繰り返すだろwと思わずにいられない。ラストに爪の甘さを感じることが少なくないよボイル作品。

ちなみに原作は続編があって、その映画化の話も数年前に出ていたがポシャったのかな。
  1. 2010/07/22(木) 01:03:49 |
  2. URL |
  3. かと #-
  4. [ 編集 ]

ドラッグ決めてませんわ!

 血は抜かれてるがヘロインは打ってないです笑
 最初にこの映画見てれば、たしかにユアン・マクレガーはいつまでも走ってる若い兄ちゃんになりますね。
 
 トイレの光のシーンありましたね。あれも綺麗ですが、あれよりももっとキラキラさせてる気がするんですよね、『28日後』とか『サンシャイン2057』とかだと。もうホントに神々しいくらいに。

 自分はやっぱ走るときのドラムから始まる曲が好きですね!滅茶苦茶陽気なやつ。確かにセンスの良さを感じました。

 ラスト一見さわやかですけど、あれ絶対あの後も問題起きますよね。そういう、結局また目先しか見てない感じの変わってないよ的な終わり方ですよね。

 続きがあるんですか……もっともっとしょーもなくなるだけな気がします(^^;
  1. 2010/07/26(月) 14:50:50 |
  2. URL |
  3. 成川ジロー #-
  4. [ 編集 ]

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成川ジロー

Author:成川ジロー
暴力は嫌い。
お酒も嫌い。
女性に弱い。
お金は無い。
誠意はある。

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