成川ジローの愛すべき○○ブログ(ネタバレあり)

管理人である成川ジローが愛すべき映画やアニメを格闘技、プロレスに絡めたりもして語るブログ。

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ハードボイルド/新・男たちの挽歌

 自分は映画オタと言えなくもないですが、その他プオタ、格闘技オタ、ガンマニア、菊池秀行マニア、などなど、勝手にマニアとかオタクとか言葉つけちゃってるけど、とりあえず色んな趣味がある。その中で、自分の中で映画と同じくらいの歴史を持つのがガン。銃のことです。銃って人を殺しうる嫌悪すべきモノであるかもしれないけど、それをわかっていながらも自分は銃が好きです。武器全般が好きなんです。格好良いと思うわけです。一時期は「派手なガンアクションがあるかないか」で見る映画を選び、B級映画を漁っていたりもしました。そんなときに出会ったのが今回紹介する作品の監督、ジョン・ウーです。


邦題『ハード・ボイルド/新・男たちの挽歌』
原題『辣手神探/HARD-BOILED』
1992/香港/127分
監督 ジョン・ウー
出演 チョウ・ユンファ、トニー・レオン、アンソニー・ウォン、フィリップ・チャン、テレサ・モウ、ジョン・ウー、國村隼

パッケージ

 本来なら『男たちの挽歌』1と2をまず紹介すべきなんだけど、VHSを水戸に置いて来てしまい、DVDも持っていないので、DVDを所有しているこのハード・ボイルドを紹介。ちなみに、「男たちの挽歌」と言うのは邦題であり、ビデオ会社かなんかが勝手につけた名前なんだけど、これはとても良い邦題だと思う。「男たちの挽歌」は、まさに不器用な生き方しかできない愛すべきボンクラたちの挽歌なのである。監督のジョン・ウーもこの名前は気に入っていると聞く。もちろん原題も凄く良いんだけどね。

 監督のジョン・ウー大先生についても軽く説明しておこう。一言で言えば、香港ノワール界に革命を起こした人物。深作欣二やサム・ペキンバーの影響らしいが、香港ノワールというジャンルに男たちの熱い友情とド派手な銃撃戦を持ち込み、趣味のダンスを取り入れた華麗なアクション、2丁拳銃、近距離で銃を向け合う演出、スローモーション、BGMにクラシック、白い鳩など、数々のジョン・ウー節と呼べる演出を取り入れ、それが大いにウケ、世界中に熱狂的なファンがいる。自分も熱狂的とはいわないかもしれないが、ファンの一人であり、かなり影響を受けていると思う。
 銃撃戦アクションに静と動というものがあるならば、ジョン・ウーは動を極めた人物、ジョニー・トーは静を極めた人物だと個人的には思う。
 今回紹介する作品にはバーの店主役として自ら出演している。珍しい。

ジョン・ウー

 左のおっちゃんね。重要な人物だから、覚えておくように!!!

 物語は、いわゆる潜入捜査官モノ。でも、『インファナル・アフェア』や『インファナル・ディパーデット』みたいに、潜入捜査官の苦悩に焦点を当てたモノではなくて、潜入捜査官と、優秀だがはみ出し者の刑事との奇妙な友情に焦点を当ててういる。サスペンスというより、やはりアクションというジャンルに位置すると思う。潜入捜査官とはみ出し者の刑事が捜査でかちあって、ぶつかり合いながらも奇妙な縁を感じ、共に巨大組織をぶっ潰す話。

 主人公の一人、潜入捜査官のトニー。トニー・レオン。

トニー・レオン

 売れる前の角刈りのレオン様!!この髪型レアじゃね??『インファナル・アフェア』よりも前にすでに潜入捜査官役をやっていたトニー・レオン。自分の中じゃ『ゴージャス』のオカマの印象くらいしかなくて、この人が『インファナルアフェア』をはじめ、『HERO』、『レッドクリフ』など、どんどん世界に進出していくとは、思いもよらなかった……。今回はジョン・ウー監督作品の常連、チョウ・ユンファとの競演だけど、ユンファに勝るとも劣らない輝きっぷりを見せていた。良い!

 もう一人の主人公、テキーラと呼ばれるはみ出し者の刑事、ユン。チョウ・ユンファ。

ユンファ

 ジョン・ウー作品を語る上で欠かすことのできない人物、それがこの人、チョウ・ユンファ兄貴!!『男たちの挽歌』シリーズは全てこの人とのタッグ。それから出世して、今では『パイレーツオブカリビアン ワールド・エンド』何かに出ちゃうハリウッド・スター。下手したら爪楊枝を咥えてる面の格好良さは世界一。このくしゃっと潰れた男臭い顔が本当に良い味を出しているボンクラ兄貴です。2丁拳銃と言えばこの人のイメージ。今回もやってくれます!!映画の冒頭から銃撃戦!!

 ユンファの二丁拳銃!!

ユンファ二丁拳銃

 相手は香港の重火器違法売買の組織の下っ端と、そいつらのボディガードっぽい殺し屋、國村隼!!?マジです。

国村隼
国村

 ジョン・ウーがファンだったのか、若いやせてる國村隼が冷徹で中々手ごわい殺し屋を熱演!!
 この戦いでテキーラは相棒を失ってしまう。それで上司に厳しく注意されるも、テキーラは相棒の仇として、組織壊滅を決意。 
 それを心配する同僚のヒロイン、テレサ。テレサ・モウ。

ヒロイン

 まあ同僚って言ってもデスクですけど、最後の方にはちゃんと活躍もする。上司もじつはすごい良い人。
 
 組織のボス、ジョニー役はアンソニー・ウォン。

アンソニー

 若いし髪の毛もたくさんあるからか、『ザ・ミッション』や『インファナル・アフェア2』で見せた凄みは今回あんまり無い(^^; ただ、見事なほど悪い奴で、とてもタフ。一流の悪役だった

 あと、個人的に注目したい人物。ジョニーの部下の殺し屋。

殺し屋

 國村隼とはまた違ったタイプの殺し屋で、俳優の名前もわからないんですが、こいつがまた良い。悪い、強い、そして自分の美学を持っていて、それに反する奴はボスでも許さない、見事にボンクラな男。こいつもこいつで格好良い。こいつとレオン、ユンファとの死闘は素晴らしかった。


 全体的に銃撃戦のオンパレードなこの作品。冒頭、中盤、クライマックスと、でかい銃撃戦があり、どれも素晴らしい。まさにジョン・ウー。

 中盤の自動車工場での銃撃戦。

ユンファ登場

 ユンファが上空から登場。

殺し屋1

 殺し屋はサブマシンガンで追い詰める。

ユンファショット1

ユンファショット2

 ユンファの背中からショットガンをさっと取り出して撃つシーンは格好良い。

トニー二丁拳銃

 レオンも二丁拳銃。

自動車工場1

自動車工場2

 激しすぎ……(^^;

 ここでお互いに銃を向け合うユンファとレオン。

ユンファとトニー

 ここで、お互いの中に何か似たようなものを感じ取る。同じ臭いがしたんだろうな。。。

 
 そしてクライマックスの病院を占拠した組織との銃撃戦はさらに激しい。

人質

病院からロケット弾

病院からRPG

 病院内の医師と患者を人質に取り、窓からRPGを発射する組織。やるとことが過激すぎるだろ!!このせいで最近は地上派放送されないのだろうか??このクライマックスの銃撃戦は2~30分くらい撃ちまくる素敵なシーンなんだが……。

殺し屋2

 トンプソン・コンデンターなんて珍しい銃を使う殺し屋。『ハード・ターゲット』の前から使ってたんですね。

ユンファとトニー2

ユンファの背中を

 互いの背中を守るようになったユンファとレオン。熱い。

この直後の名が回し

 この直後、長回しがすごい。

殺し屋3

 この殺し屋が本当に強くてね、二人がかりでも敵わない。


トニー一騎打ち
殺し屋一騎打ち
一騎打ち

 レオンと殺し屋の一騎打ち。間に関係の無い民間人がいたから、なんとこの殺し屋は自ら銃をおろして民間人たちにどくように指示する。なんて格好良いんだ!!そしてなんて熱い男だ!!!こいつもボンクラだ!!!

 こうやってしつこいくらいに銃撃戦が続き、病院は大爆発。その前に赤ちゃんを警官隊が必死に脱出させるんだけど、撃たれても赤ちゃんを放さなかった特殊部隊の人は本当に偉い!

撃たれても赤ちゃん

 病院が大爆発しても死なないボス。

タフなボス

 マジでタフ。しかしその後レオンが自分の身体を貫通させてボスに銃弾を撃ち込み、決着。潜入捜査官の記録は抹消された……。
 本当に長い長い戦い。長い長いボンクラたちの挽歌でした。本当にくどいくらいの銃撃戦。アクションがとても好きな人でなければだれる気もする。ただ、ここまでやりきったところを自分は評価したい。そのぶんちょっとドラマ部分は弱い感じがした。1、2は熱くて泣けるが、この作品は熱いが泣くまでいかない。泣けば良いってもんじゃないけどさ。
 ただ、ユンファとレオン、そして敵の殺し屋の関係はすごい良いと思う。あと音楽も割りと良かったな。単純なんだけど。



愛すべき名場面
○冒頭の銃撃戦
○中盤の銃撃戦
○銃を向け合うユンファとレオン
○終盤の銃撃戦
○長回しの銃撃戦
○銃を向け合うレオンと殺し屋

愛すべき名台詞
特になし。


評価
★★★★
(★ 五つが最高。☆は0,5点)

予告編が無かったから『男たちの挽歌』の名場面でも張っておきます。↓


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チョウ・ユンファ トニー・レオン テレサ・モー ウォン・チョウサン ジョン・ウー 國村隼 テレサ・モウ ウォン・チョーサン フィリップ・チャン 國村準

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  1. 2010/05/17(月) 21:09:29|
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