成川ジローの愛すべき○○ブログ(ネタバレあり)

管理人である成川ジローが愛すべき映画やアニメを格闘技、プロレスに絡めたりもして語るブログ。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

スモーキン・エース2/アサシンズ・ボール

 続編物って、前作が当たっちゃったから作る便乗物と、元々続編の構想があって終わり方もそれを匂わせてるちゃんとした続編があるよね。これは便乗物で、便乗物ってのは大抵は残念な出来になるんだけど、これは……残念ていうか、惜しいね。俺だったら絶対もっと面白く出来るって思っちゃうくらい。


邦題『スモーキン・エース2/アサシンズ・ボール』
原題『Smokin' Aces2/Assassin's Ball』
2010/アメリカ/88分
監督 P・J・ピース
出演 トム・ベレンジャー、クレイン・クロフォード、トミー・フラナガン、モーリー・スターリング、ヴィニー・ジョーンズ、マルタ・イガレータ、オータム・リーザー、アーニー・ハドソン

61Iwn.jpg

 事故で妻と娘を亡くし退職を控えたFBI情報分析官ウィード。ある日、彼は突然暗殺のターゲットになってしまった。4月19日の午前3時にウィードを殺せば300万ドルということで、癖のある数人の暗殺者がウィードの首を狙う。その情報を入手したFBI捜査官ベイカーは何故ウィードが狙われるのか疑問に思いながらも護衛チームを結成し、ジャズバーに見せかけたセキュリティ万全な地下セーフハウスにウィードを非難させるが、暗殺者たちはいとも簡単にその場所を探し当て、そのセーフハウスでかち合い、壮絶なウィード争奪戦を始める。

 『スモーキン・エース』の続編という扱いだが、時間軸的には前の話なので、前日譚。前作の魅力的なキャラ設定を膨らまして、そこにまた色々変な殺し屋増やして、どんでん返し物語を考えて作られた作品。だから、続編っていうよりもスピンオフって感じがする。

 前作の連中と比べれば知名度は落ちるも、キャラとしては十分魅力的な登場人物たちを紹介。

 まずその狙われる今回のエース、ウィード。トム・ベレンジャー。

ウィード

 ベレンジャー年取ったな……。いつまでも最高のスナイパー映画の座を譲ることの無い『山猫は眠らない』の時点でもう渋みが出てたけどさ、完全におじいちゃんだよ。こいつが何故狙われるのかが、今回の物語の鍵なのだが……。っつーか、せっかくトム・ベレンジャーなんだけど、足が悪いって設定で車椅子だから何の活躍の場も無い。なんでトムなんだ????


 ウィードを守るFBI捜査官ズ!!

対するFBI軍団

 まぁ、この話だとどう考えてもこの人たちはやられ役ですよね(^^; 真ん中のリーダー、クレイン・クロフォード演じるベイカーは、リーダーだから一番奥で指示出してるだけだけど演技は熱演で良かったよ。他の人たちは……まあ。誰がどこまで生き残るか予想して見るのも楽しい見方なんじゃないかな。「GEARBOX」がどういうスラングなのか気になる。。。


 セーフハウスの管理人でジャズバーの経営者でサックス奏者の人。名前は忘れた。

ビーニー?

 右のサックス吹いてるいかした人ね。なんか劇中で「この任務の後はベガスでビーニーって偽名でなんたら」みたいなこと言ってるから、この人が前作のバディ・"エース"・イズラエルの部下の一人だったビーニーなんでしょうか?そういう前作のと関わりあうような話をさらっと出すのはファンには嬉しいはずなんだけど、どう考えてもそんなキャラみんな覚えてねえよ!!影薄すぎただろ!!!まぁこれは自分の勘違いかもしれないけどさ、ネタバレになるけどこの人は最後まで生き残ってるんだよね……。


 ウィードを狙う殺し屋たち。
 変装の名人、スート。

 スート

 ある意味この作品はこの人のスピンオフ作品。確かに前作だとこの人格好良かったけどさ、前作と繋がるキャラこの人とあともう一人だけでよく作る気になったよ。全く華が無いもん笑 これよりも時間が後の前作に出てるんだから当たり前だけど生き延びる。ただ、その描写が前作とほとんど同じで、焼き回しにしか見えなかった。全然新鮮さが無くてがっかり。
 あと、何故か今回声帯模写を練習して調節するシーンが無かったから、前作を見てない人にはなんで声で変装がバレないのか不思議に見えると思う。前作を見てる人用の映画ではあるけどさ……。


 前作ではトレモアブラザーズだったけど、今回はトレモア一家。何故か前作にはあったネオナチだと言う説明が、今回は無くて、ただのイカレた一家に見えてしまう。この映画は前作見てない人は放っておいてるのか?

 レスター・トレモア。

レスター・トレモア

 長男(クリス・パイン)と次男だか三男だかわからんけどもう一人のでかい奴(ケヴィン・デュラント)は刑務所に入っているらしい。で一番知名度の低い俳優で、あの3人の中じゃ特徴が無かったこの人かよwwwまあでかい奴はなんか違う気がするし、クリス・パインは『スター・トレック』でギャラが大幅に上がっちゃっただろうけどさ……まぁこのトレモア一族は今回も皆良いキャラしてたから良いか。
 ちょっと変なシーンが一つあって、この人が見張りを狙撃するシーン。「どうだ?『山猫は眠らない』のスナイパーみたいだろ!?ワンショット・ワンキルだぜ!」みたいな事を日本語字幕で言って、トム・ベレンジャーはこの台詞のためだけに使われたのか?とファンはちょっとニヤけてしまうシーンがあるんだけど、英語を良く聞くと「プラトーンに出てくるスナイパーみたいだろ!?」って言ってる。あれ?確かに『プラトーン』のバーンズもトム・ベレンジャーだったけどスナイパーじゃないし、「ワンショットワンキル」なんて名言は言わない。このキャラが『プラトーン』と『山猫は眠らない』をごっちゃにしてしまってるって言うトム・ベレンジャージョークなのかな?

 ……わかりにくいよ!!絶対日本人はほとんどそのジョーク気がつかないよ!!普通に『山猫は眠らない(原題『sniper』)』で良いじゃん!アメリカ人はよく『プラトーン』と『山猫は眠らない』をごっちゃにするのがよくあったりするのか?


 紅一点のケイトリン・"AK47"・トレモア。

ケイトリン“AK47”トレモア

 AK47を劇中で一回しか使ってないんですけど……ってかAK74じゃね?なんつーか、魅力があるんだけど始末のされ方が適当すぎる。俺でもこのキャラもっと上手く動かせると思う。とても勿体無い。


 おデブちゃんキャラのベイビーボーイ・トレモア。

ベイビーボーイ・トレモア

 いまいちどんな奴だったのかよくわからない。もっとパワーキャラとして描けば良いものを……ただ見せ場はちゃんとある。M134掃射シーン!!!

m134.jpg

 M134が出てきたときに絶対こいつが撃つだろうと思ったけど、そのとおりだった。昔はこのミニガンを撃つシーン目当てに映画借りたこともあったけど(ホーガン主演の『シャドー・ウォーリアー』シリーズ)、やっぱ良いね。このシーンだけでも銃好きは満足。この映画を見る価値を見出す。


 親父のフリッツ・トレモア。

フリッツ・トレモア

 この親父にして、この一家ありって感じで凄い良かった。凄まじい親父だわ。この一家の見せ場割と多い方なんだろうな。もっと他の殺し屋たちとガンガン戦わせれば良かったのによ心底思う。


 拷問のプロ。マクティーグ。

マクティーグ

 来ましたヴィニー・ジョーンズ!!存在感で前作の人たちに全然ひけを取らないこの作品唯一の俳優。キャラも途中までは凄い良かった。途中までは……もっと戦わせた方が絶対良かっただろ。常考。勿体無い。


 唇に毒を仕込む、バットマンのポイズン・アイビーみたいな殺し屋、アリエラ・マンティネス。

マンティネス

 って、この画像じゃわかりにくいね。

協会に黒下着

 教会でなんとハレンチな……でもこいつは悪い奴じゃないような背景が見え隠れするんだよね。なんか。まぁこのストーリー的に、ウィードはキスで殺せる状況にならないからね。普通に銃持って戦うんだけど、普通にそれがかっこよかった。ただ、その後あっけなさすぎ。ヴィニーとのロマンスはまだ許すけど、どうせなら二人して他の殺し屋とFBIと相手取ってもっとガンガンやらせた方が良かった。


 キャラ紹介の時点ですでに何度も書いたけど、もっと上手くこの魅力的なキャラを動かして、脚本をもう少しひねればもっともっと面白い傑作になった。ってか「俺ならこうする」っていうような案が見ててたくさんでてくる、惜しい。残念。ヴィニー・ジョーンズを上手く使えなかったのが痛すぎる。キャラの動かし方が下手糞でどんでん返しの仕掛けも、それが答えじゃいかんだろって言うこの映画の仕組みを打ち壊してしまうような仕掛けで、この作品は結局前作のおこぼれにあずかる様な感じになってしまった。
 だってあんたその仕掛けだったらどうやって女の人に直接会って暗殺依頼したのよ?ってなるでしょ。あのシーンはベイカーの単なる想像か?
 ラストも急に説明役出てくるし、どう考えても黒幕が詰め甘すぎで、ぽかーんとなってしまう。
 音楽も脚本もキャラの見せ方もお祭り度もワクワク度も全てが前作の方が上。前半20分くらい使って殺し屋たちの説明しててそこは良いのに、そいつらの決戦での見せ方が本当に甘い。銃撃戦は前作よりもこっちの方が良いかもしれないが、M134効果もあって、単なるガンマニア向けのB級アクションになってしまった気がする。

 前作の監督ジョー・カーナハンも制作として関わってるからか、ところどころ面白い演出、良い見せ方してるシーンはあるんだけどね。銃を向け合って一触即発のシーンとかは良いんだけどね。

一触即発

 ガンアクション良い。出てくる銃も結構良い。銃が好きなら多少は楽しめる作品。それ以上でもそれ以下でも無い。尺をもうちょっと長くして殺し屋たちの始末をだいたい直せば素晴らしい傑作になったのに惜しい。



愛すべき名場面
○それぞれの殺し屋紹介シーン
○アリエラ・マンティネスの特攻シーン
○M134掃射!


愛すべき名台詞
○ワンショット・ワンキル!
○知らない奴は全員殺せ!
○FUCK!!

評価
★★★
(★ 五つが最高。☆は0,5点)

予告編↓(予告編は凄い良い)


スモーキン・エース2 [DVD]スモーキン・エース2 [DVD]
(2010/04/21)
モーリー・スターリングマルタ・イガレータ

商品詳細を見る


P.S.
特典のNGシーン集でみんな台詞間違えると「FUCK!」って言ってて面白かった。

P.S.2
特典のガンアクションシーン解説みたいので、ヴィニー・ジョーンズが「金色のリボルバーだ」とか言ってるけど、お前が使ってたの金色のベレッタだろが!
スポンサーサイト

テーマ:映画レビュー - ジャンル:映画

  1. 2010/05/11(火) 22:48:03|
  2. 映画-洋画
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
<<サンダーアーム/龍兄虎弟 | ホーム | サマータイムマシン・ブルース>>

コメント

ネタバレ含みます。

昨日DVDで見ました。
借りたら大体は2回見るんでしたが、
2回目でアリエラに依頼するシーンでアレっ?オカシイぞと。
確かにラストが主観的な回想シーンなのか、実際は顔を隠していたのかなとか考えたんですが、それを考えさせちゃった段階でOUT~!ですよね(ーー;)
情報操作だけでFBIに長年務めた人を分からないなんて事もあるのか?なんて思ったり、言い出せばキリはないのですが、
個人的にはスピード感があって痛快な所もあったし、短時間なのでサクッと見れたので、まあイイかなって感じです。
  1. 2011/09/25(日) 06:56:45 |
  2. URL |
  3. #-
  4. [ 編集 ]

コメントありがとうございます!

 偶然にも自分も昨日DVDで見直しました!

 本当に、色々細かいところで変なところがたくさんあって、全体的におかしくなってしまっているんですけど、要所要所のテンポが良かったり、銃撃戦が良かったり、カメラワークと言うか、編集にセンスを感じたり、部分部分良いところがあるんですよねこの映画!まぁ良いかってなってしまう笑

 惜しいですよねー。
  1. 2011/09/25(日) 20:14:20 |
  2. URL |
  3. 成川ジロー #-
  4. [ 編集 ]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://nestofdragon.blog130.fc2.com/tb.php/44-f5c06448
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

成川ジロー

Author:成川ジロー
暴力は嫌い。
お酒も嫌い。
女性に弱い。
お金は無い。
誠意はある。

評価は
★=1
☆=0,5
五つ星=★★★★★が最高評価です。

yahoo映画も登録してます↓
http://my.movies.yahoo.co.jp/profile-h5Bi36CCZy9hq1y7A4EjP_5.bwtX

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (4)
映画 (7)
演劇 (2)
プロレス (0)
格闘技 (0)
映画-香港 (24)
映画-邦画 (22)
映画-洋画 (33)
映画-その他 (11)
目次 (6)
プロレス-WWE(WWF) (0)
格闘技-ボクシング (0)
格闘技-K-1 (0)
格闘技-総合 (0)
小説 (1)
アニメ (11)

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。