成川ジローの愛すべき○○ブログ(ネタバレあり)

管理人である成川ジローが愛すべき映画やアニメを格闘技、プロレスに絡めたりもして語るブログ。

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PERFECT BLUE

 最近全然更新できてなくてすいません。映画はDVDとかでちょくちょく見ているんですが……これ見たの大分前です(^^;

 今敏監督が亡くなったのは去年でしたね。『東京ゴッドファーザーズ』、『千年女優』、共に好きなアニメ映画で、亡くなられたのを本当に惜しく思います。最初は名前を何て読むのかもわからなくて「こんびん?」とか呼んでましたが、彼のアニメ映画で初監督作品の『PERFECT BLUE』だけ機会が無くて未見で、ちょうど家の近くのTSUTAYAの無料レンタルDVDの棚にあったので鑑賞。これが無料レンタルとか、初めてTSUTAYAを褒めたくなりました。


邦題 『PERFECT BLUE』
1998/日本/82分
監督 今敏
脚本 村井さだゆき
制作 マッドハウス
声優 岩男潤子、松本梨香、辻親八、大倉正章

ジャケット

 アイドルグループのチャムに所属する霧越未麻はライブで突然の脱退宣言をし、女優になる道を選ぶ。だが、ドラマでのレイプシーンやヘアヌードの写真など、アドル時代では考えられなかったような仕事をこなしていくうちに、これが自分の望んだ道なのか疑問に思うようになってしまい、後悔と不安からアイドル時代の自分の幻影を見始めるようになってしまう。それに加えて不気味なストーカーのようなファンの存在や、知らないところで自分のホームページが作られ、脅迫文や殺人事件が次々に起こり、未麻は追い詰められていく。

 今敏監督の初監督劇場デビュー作。だが、それ以前に『MEMORIES/彼女の想いで』で脚本をやっていて、現実とイマジネーションの融合と言う、常に今敏監督の作品のテーマ(『東京ゴッドファーザーズ』以外)になってきたものがそのときすでに形になっていて、この『PERFECT BLUE』でもサイコ・スリラー、またはホラー要素として見事に表現されている。竹内義和と言う人が原作であるらしいが、このテーマのために大分改稿したようで、今敏の色がとても濃くなっているように思える。自分は今敏は『東京ゴッドファーザーズ』を最初に見てから『パプリカ』、『千年女優』と見たのだが(『MEMORIES/彼女の想いで』は大友作品として見てて今敏の存在を知らなかった)、完全に見る順番間違えたなと思う。まず最初にこの『PERFECT BLUE』を見ないと現実とイマジネーションの融合と言うテーマの新鮮さをあまり感じられない。『MEMORIES/彼女の想いで』をかなり前に見ててしかもかなり好きって言うのもあるのかもしれない。けど、とりあえずこの人の作品は制作年順に見るのが正解だと思った。

 とりあえずキャラクターの紹介。
 主人公の霧越未麻。声優は岩間潤子。

主人公

 実家と電話で話すときは方言になる、なんとも時代を感じる純粋で良い子な主人公。アイドルを続けるのが夢であったが、事務所の薦めでアイドルを引退し女優に転向する。アイドルとしては割と人気があったっぽい。ちょっと危なげな非常に熱心なファンもいたけど。
 ってかそのアイドル姿。

アイドル

 今見ると本当に時代を感じる格好だよなぁ……。
 特典のメイキングを見るとダンスシーンはかなりちゃんと作りこんでて面白かった。

 そんな未麻を暖かく見守る、理解のあるマネージャー、ルミ。声優は松本梨香。

マネージャー

 劇中の話だとこの人も元アイドルだったらしいのだが……目が離れすぎている気がする。これは地獄のミサワさんにレビューのときに「○○は良い、ただ個人的には目がもっと近い方が好きです」見たいな事を書かれるレベルである。通常レベルの目の離れ具合でも書かれるけど笑
 とても優しいマネージャーに見えるが実はアイドルの未麻と自分の境目がわからなくなってしまったサイコキラー。身近な人間が実は……って言うのがもしかしたらこの『PERFECT BLUE』が最初なのかもしれないが、今ではパターン化してしまっていて、今見ると全然予想できちゃうって言うか、この人しかいねえ!ってなる。


 未麻に女優になるよう薦める事務所の社長、田所。声優は辻親八。

社長

 割と強引に未麻に女優になる事を薦めるが、実際とても良い人。いつまでもアイドルをやっていくわけにはいかないから、女優に転進って言うのはとても普通な気がするのだが、それが犯人の怒りの琴線に触れてお亡くなりになられた。サイコキラーって怖い。


 怪しすぎてそのままだと捻りも何も無いから絶対黒幕じゃないとわかってしまう悲しき傀儡、内田。声優は大倉正章。

 ストーカー

 熱烈な未麻のファンで、仕事も未麻の現場の警備員とかを選んでやっている。ガタイが良く、顔も不気味で、それでいてやけに甲高い声をしていて本当に怖い。可哀想なんだけどね。
 ホームページを未麻本人が更新していると思い込んでいて、真犯人の思うように動く実行犯になってしまう。


 第一の犠牲者であるドラマの脚本家の渋谷。声優は塩屋翼。

脚本家

 この人が殺される状況、だだっぴろい駐車場に音の割れたアイドルの歌が流れるというのはなかなかに怖い。
 この人は別に紹介する必要があるキャラクターって訳じゃないんだけどね。ただ声優の声の出しかたが『機動戦士ガンダムF91』のビルギット・ピリヨと同じで、ビルギットさんにしか聞こえませんでした笑

 どのキャラもリアルなんだか、リアルじゃないんだか、よくわからないけどとりあえず不気味な感じが出てて良い。

 現実とイマジネーションの融合の演出として、未麻がアイドルの姿をした自分(に変装しているルミ)に追い回されるシーンがあるんだが、

追い

 このシーンはルミの姿を写さず、アイドルの未麻が襲ってくるように見せている。できればそれにプラスして、ルミの姿は写さずルミの存在を描写して欲しかった。『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』の光学迷彩を使って犯人が逃げるシーンみたいに、ぶつかってる人や物の描写をするとかね。

 アニメーションの出来は当時としては当時のトップクラスだと思う。今見てもぬるぬる動いてるなぁとちょっと感心する。が、やはり今敏作品を見た順番のせいで、新鮮が無くそこまで楽しめなかった。ドラマと現実とのクロスした見せ方とか上手いなぁと思うんだけどね。サイコホラーとしてみるならやっぱり『MEMORIES/彼女の想いで』の方が怖いし好み。
 まぁ今敏のやりたかった事の流れを感じるためには外せない作品。見る価値はある。楽しめなくは無い。

 んで、結局タイトルの意味は何?完全なる青?それとも何かスラングみたいな意味があるの?原作読まないとわからない感じなのかな?


愛すべき名場面
特になし

愛すべき名台詞
特になし

評価
★★★☆
(★ 五つが最高。☆は0,5点)

予告編↓


パーフェクトブルー 【通常版】 [DVD]パーフェクトブルー 【通常版】 [DVD]
(2008/02/29)
辻親八、堀秀行 他

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テーマ:映画レビュー - ジャンル:映画

  1. 2011/03/09(水) 19:57:25|
  2. アニメ
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