成川ジローの愛すべき○○ブログ(ネタバレあり)

管理人である成川ジローが愛すべき映画やアニメを格闘技、プロレスに絡めたりもして語るブログ。

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プロジェクトA2 史上最大の標的

 2011年になりました。2011年の映画レビュー第一弾は何にしようか悩みました。年明けそうそう見たのはブルーレイで買った『第9地区』だったのですが、これはもうレビューやっちゃってあるし、やっぱこのブログらしく香港映画で、ジャッキー・チェンで行こうと思いました。


邦題『プロジェクトA2 史上最大の標的』
原題『A計劃續集』
1987/香港/105分
監督 ジャッキー・チェン
出演 ジャッキー・チェン、マース、タイ・ポー、クリス・リー、ケニー・ホー、マギー・チャン、ロザムンド・クワン、カリーナ・ラウ、レイ・ロイ、トン・ピョウ、クワン・ホイサン、ラム・ウェイ、ロー・ワイコン、ベン・ラム、チャーリー・チャン、チャン・ウーロン、リー・ホイサン、ジュ・ティッワ

ポスター

 20世紀初頭の清朝末期の香港。A計画で海賊の討伐に成功した沿岸警備隊のドラゴンは1つの地区の警察署長を任される。その地区は前任者であるチン署長が悪党と組んででっち上げの犯罪で功績を立てていた問題の地区で、指名手配犯が悠々と街で賭場や娼館を経営し、警察内部にも賄賂がはびこる無法地帯であった。そこに配属されたドラゴンと沿岸警備隊の仲間たちは唯一賄賂を受け取っていないホー巡査から情報を得て、苦戦しながらも街を仕切る悪党のタイガーの逮捕に成功する。ドラゴンの仕事は順調にいっているように見えたが、前署長のチンの復讐や国を良くしようとする革命団を弾圧しようとする清朝の陰謀に巻き込まれ、さらにそこに前作の海賊団の生き残りが復讐を誓ってやってきて、ドラゴンは命を狙われてしまう。

 ジャッキー映画のベストと呼んでも良い大傑作『プロジェクトA』の続編。あれだけの面白い作品の続編となるとかなり期待されるが、その期待に見事に応えたジャッキーアクションの集大成的な作品になっている。惜しい事に前作でジャッキーと並んでかなりの存在感を出していたユン・ピョウとサモ・ハン・キンポーは『イースタン・コンドル』の撮影でスケジュールが合わず、香港三銃士作品とはならなかったが、その抜けた二人の穴をジャッキーが一人で頑張っていて、ジャッキーしか持ちえないのアイディアが存分に発揮されたユーモア溢れるアクションになっており、あの二人の存在は確かに惜しかったがそのおかげで生まれたジャッキー・チェン孤軍奮闘大活躍劇となった。ユン・ピョウとサモ・ハンを出していたら前作を超えるも並ぶのもかなり難しかっただろうけど、方向性がかわったおかげで違うアクションとなり、それが大成功したと個人的に思う。
 もちろん、ドラゴン、ジャガー、フェイの3人が出る物語も『プロジェクトA3』として見たかったけどね(^^; 残念ながらこのシリーズはこれで終わってる。

 とりあえず物語を追って役者を紹介していきます。
 続編だから当然だけど主人公は沿岸警備隊のドラゴン。今回も監督・脚本・主演をこなすジャッキー・チェン。

ジャッキー・チェン

 前作から引き続き登場の主人公。正義感が強い。前作で手柄を立てているのでちょっとした英雄で、沿岸警備隊の総監たちと特別なコネがあって色々と助けてくれる。
 ジャッキー・チェン、1954年生まれなのでこのとき33歳。脂の乗った全盛期後期。33歳って言ったら普通の人はきっと運動に関しては「年取ったなぁ」って感じで老け込んでいるのだろうけど、ジャッキーはまだまだバリバリ。キレにキレまくったアクションを随所で見せてくれるし、体を張った危険なスタントもまだまだやれる。本当に凄い人だよこの人は。

 物語的にはあまりつながり無いんだけど、設定は前作からところどころ引き継がれているので、沿岸警備隊の仲間達は今回も健在。

おなじみの面々

 左から"大口"こと、マース、ジャッキー、クリス・リー(前作では特に名前とか無かったと思う)、"ひょうきん"ことタイ・ポー。
 クリス・リーは全然わかりませんでしたが、大口とひょうきんの二人組みは前作から変わらずあんまり強くない間抜けな役どころで、悪党と逮捕しに行くところではやっぱりさっさとやられてしまいます笑

 このメンバーで新しい地区に就任し、ドラゴンが新署長としてその地区を牛耳る犯罪者のリーダー、タイガーを逮捕しにいくのだが、賄賂もらって責任を果たす気の無い駄目警官たちは「こんな安月給で犯罪者逮捕なんて危ない事できません。辞めます」とか言い出してドラゴンを困らせる。
 そんなカス警官たち。

警官隊

 自分は把握できていないのですが、ジャッキースタントチームの人が数人ゲスト出演しているそうです。
 この中でも特に駄目っぷりが目立ったこの人。

リッキー・ホイ

 この人はリッキー・ホイ。香港でコメディ俳優として有名なマイケル・ホイやサミュエル・ホイの兄弟。ゲスト出演ですが、このと画像のときの、ジャッキー十八番の椅子アクションでやられた後の「助かったぁ」って言う情けない顔が印象に残っています。ここ以外でも真っ先にジャッキーに因縁をつけたり、悪口言ったり、早退するって言い出したり、このメンバーの中じゃかなり目立ってます。

 そんな腐敗した警察の中で唯一賄賂ももらってなく、協力してくれる新人警官のホー。

ケニー・ホー

 ケニー・ホーと言う人で、このパターンならこの人のポジションは結構メインになってくる気がしますが、大口やひょうきんと同じくあんまり強くないうえに大口、ひょうきんと比べて圧倒的にキャラが薄いのであんまり目立ちません(^^; ある意味勿体無いですね。

 とにもかくにもこのメンバーで悪党の集まる場所へ乗り込む。

ケニー、マース、ジャッキー、クリス・リー、タイ・ポー

 しかしながら相手のタイガー率いる犯罪者軍団は一人一人が中々強い上に警官を全然恐れない大物で、人数も多い。

チャーリー・チャン悪役軍団

 ジャッキー以外のメンツはさっさとやられてしまい、ジャッキーも一人頑張るけど形勢は圧倒的に不利のまま、窮地を迎える。
 ちなみにこのタイガー。演じているのはチャーリー・チャン。

チャーリー・チャン

 やたら迫力のある役者さんで、凄い雰囲気があったんだけど、なんとこの人は実際マジモンのマフィアの人だったらしい……。どおりで怖いわけだよ。ジャッキーも一度負けちゃうわけだよ。

 一度は負けて、窮地に陥るもそこに沿岸警備隊を率いてチー総監が援軍にやってきて、悪党を全員逮捕することに成功する。

 チー総監は前作と同じキャストのクワン・ホイサン。

クワン・ホイサン

 ……あんた沿岸警備隊をライバル視してた陸上警察の総監じゃなかったっけ???(^^; 今作では何故か沿岸警備隊のトップになっていて、全面的に味方。何があった!?
 画像無いけど、ドラゴンに優しい総督の娘のイザベラ・ウォンも前作から引き続きの登場です。顔見せ程度ですけどね。

 ってか、この沿岸警備隊が援軍にやってきて形勢逆転したあと、悪態をついたタイガーとその部下にジャッキーが「俺に勝ったら、解放してやる」と言って戦い、拳で決着をつけるシーンがあるんだが、自分が最初に見たテレビ版ではなんとその戦いのシーンがまるごとカットされていた。幼心に「ジャッキーが負けて終わった!?」とショックを受けたシーンである。やっぱ勝たなきゃ駄目だよ!

 前作でも悪党の巣窟に殴りこみに行くシーンはかなりのクオリティだったが、今回もこの殴りこみシーンは素晴らしいアクションをしている。ジャッキーの対複数の戦闘がかなり面白いし、タイガー役のチャーリー・チャンら、敵たちもかなり良い動きをしている。

 ジャッキーの階段落ち。

階段落ち1
階段落ち2
階段落ち3
階段落ち4

 そして、チャーリー・チャンの決死のスタント。

落下1
落下2
落下3
落下4
落下5
落下6

 これ下に置いてあるツボがワンクッションになってるとは言え、そのせいで後頭部から落ちてるように見えるんだけど……マジ大丈夫なのか??
 本人が落ちているのかどうかわからないけど、これはヤバイ。

 この死闘を制し、逮捕して署に戻ると元署長のチンは驚愕。カスの集まりだったその署の警察官たちが手の平を返して忠実に職務をこなすようになる。……良い様に見れば、ジャッキーのおかげで気力を取り戻したとか、タイガーを逮捕できたので、この街で正義を全うするのが不可能でない事がわかったとか、そういう風に取れなくも無いが、でも納得いかん。こいつら全員クビにした方が良いだろ!!

 紹介が遅れたけど、悪徳署長のチン。ラム・ウェイ。

ラム・ウェイとローワイコン、ベン・ラム

 真ん中の人ね。ジャッキー作品のチラホラ出ている。このブログでも『サイクロンZ』とかで紹介しました。今回はメインキャラで、ちょっぴりヘタレな悪徳警官と言う、なんともいえないキャラです。強くも無く、弱くも無く、どこかセコイ笑
 右の部下はもはやお馴染みのロー・ワイコン。元プロのキックボクサーでムエタイ経験があり、ジャッキー・チェンのボディガードもやってたりするリアル強い人。『酔拳2』でのボスの足技が印象に残ります。その他、色んな作品で顔を見ることができる、ジャッキースタントチームの一人です。最新作の『ラスト・ソルジャー』にも出てたし。顔を確認すると何かちょっと嬉しくなります。今回は全くと言って良いほどアクション無いけど。
 左の部下は多分ベン・ラムさん。この人もジャッキースタントチームの人です。このキャラでは全くと言って良いほどアクション無いけどね。きっとアクションシーンでスタントやってるはず。

 これから少し登場勢力が増えて話が複雑になってくる。
 まずは国を憂い、清朝政府に反抗し革命を起こそうとしている革命党員たち。

 リーダー格のクァン。ロザムンド・クワン。

ロザムント・クワン

 組織の幹部っぽく、革命党員に指示を出したりする格好良いお姉さま。
 今回は『七福星』や『サンダー・アーム龍兄虎弟』のときのような守られるヒロインでもなく、リー・リンチェイの『ワンス・アポン・ア・アイム・イン・チャイナ』シリーズのちょっと間抜けな可愛いヒロインでもなく、とても凛々しく強い女性を演じている。ワンチャイ好きな人には新鮮な感じがするだろう。自分はこういう強い女性が好みなので、このロザムンド・クワンは知ってる出演作の中で一番好きです笑


 もう一人の幹部のマン。レイ・ロイ。

レイ・ロイ マン

 男の幹部。とても行動力のある人で、幹部っぽいけどなんでもかんでもやってる。
 なんともいえない顔立ちというか、とても印象に残る顔をしているんだが、他の作品では観た事ない気がする。


 結構末端の方の構成員で花を売って寄付をつのっているサンサンとソウリン。左のサンサンがわかりづらいけどマギー・チャンで、右のソウリンがカリーナ・ラウ。
 
マギー・チャン、カリーナ・ラウ、ロザムント

 悪い警官に寄付金を没収されそうになるところをジャッキーたちに助けられて知り合う。この画像は知り合いの総督の娘の誕生日パーティーかなんかのときで、みんなドレス姿。やっぱドレス姿もロザムンド・クワンが一番綺麗だと思う。
 マギー・チャンは『ポリス・ストーリー』シリーズのジャッキーの恋人キャラよりは幼く、ちょっとお転婆な感じ。
 カリーナ・ラウは反対にちょっと強気だが、その方向ではロザムンド・クワンに食われちゃってる気がする。

 マギー・チャンは後々『HERO』で世界的に有名になるし、カリーナ・ラウも『インファナル・アフェア』シリーズと言う世界的に有名な大傑作に結構良いキャラで出演している。『プロジェクトA』と同じくこの作品ではラブロマンスなんてまるで無いが(女優のヒロインっぽい事といえばこの作品も前作も一緒に逃げる事くらい)、今思うと非常に豪華な女優陣だった。


 で、このパーティー会場のシーンはこの作品のコメディの一つの見せ場であるというか、自分はとても気に入っている。

ジャッキーとマースの正装

 タイガーを捕まえて今回のパーティーの警護主任に選ばれたドラゴンと大口、ひょうきんらのメインの部下が革命党員たちに出し抜かれてしまうシーンなんだが……ここでいきなりクイズです。ジャッキーは下の画像のどこにいるでしょう!!


ジャッキーを探せ1
ジャッキーを探せ2
ジャッキーを探せ3

 まぁ画像で見ると割と簡単なんですが、この暗い中に隠れるときに絵と一体化するというジャッキーのアイディアに当時の自分は爆笑した記憶があります。すごい面白かった。照明具合もドンピシャで、本当に面白いなと思った。ジャッキーの敬愛するバスター・キートンやハロルド・ロイドのコメディ映画からのアイディアかな?素晴らしい。
 あと、ダンスシーンが地味に長回しで凄い。


 その後ジャッキーは出し抜かれて冤罪をかけられ、逮捕されてしまうのですが、汚名を晴らすべく捜査でサンサンの家に聞き込みに行く。
 しかし、この家にジャッキーが着た頃にはソウリンが清朝政府の密偵に銃を突きつけられていて……と言う、一つの家の中に3勢力が集合してしまうというこの映画の中でも最高のコメディシーンが始まる。

 まずはソウリンを拉致した密偵たちが入ってくる。

問題の家のシーン1

 次にサンサンとマンが家に帰ってきて、ソウリンと密偵は隠れる。
 次にドラゴンとホーが入ってきて、マンは隠れる。
 その後陸上警察長官トンがやってきて、ドラゴンもホーも隠れる。
 陸上警察長官役のトンは、ジャッキー映画ではお馴染みのトン・ピョウ。

トン・ピョウ

 前作では陸上警察長官はクワン・ホイサンだったんだけどね(^^; まぁこの人は『ポリス・ストーリー』シリーズの印象が強いから、ジャッキーの上司と言うキャラが似合う似合う!

 そこにチン元署長も清朝政府密偵側についてやってくるのだが、流石にもうパンパンでサンサンにさっさと追い返されてしまうwww
 こうして家の中はタンスの中に隠れる密偵の一人と人質となったホーとソウリン。

問題の家のシーン2

 中二回の物置で銃を突きつけられているマンと密偵の一人。

問題の家のシーン3

 そしてそれらに気付いてどうにかしようとしているドラゴンとサンサンとトン。

問題の家のシーン4

 この3グループの誤魔化したり隠れたりするドタバタはかなり面白い。文章で説明できるもんじゃないから是非見て欲しい。特に日本語吹き替え版ではトンとサンサンが密偵たちの気を散らすためにいきなりオペラのように歌いあいだすのだが、その吹き替えが滅茶苦茶面白い。

サンサン「あぁ~!!香港で一番強いのだぁれ~!!」
トン「そりゃ警官だぁ~!」
サンサン「あぁ~!!香港で一番悪いのだぁれ~!!」
トン「そりゃ警官だぁ~!」
 
 って感じで自分は腹抱えて爆笑してた。やってることも、その歌も、本当に面白かった。

 その状況をどうにかクリアーするとドラゴンは今度はチン元署長に手錠をかけられ連行されてしまう。これはチン署長が刑務所所長と手を組んでいてドラゴンの命を奪う作戦であったのだが、今度はその状況に前作の海賊の生き残りたちがドラゴンの命を狙って介入してくる。

にくめない海賊達

 こいつらは悪い奴のはずなんだけど、間抜けでどこか憎めない。最後の方ではドラゴンに命を救われてドラゴンを許す事にするのだが、そのときの会話が
「ドラゴンは親分を殺したんだぞ!」
「海賊を退治するのが仕事なんだから仕方が無いだろ」
 とか言い出す。いったいどの口がそんな事言うんだよ笑
 演じているのはどっかで見たことある人たちばかりなんだが、おそらくジャッキースタントチームのベニー・ライやジョニー・チャンら。こいつらの斧を使ったアクションは良い。そしてそのときのドラゴンとチンの状況は手錠で繋がれている。

手錠アクション

 まるで気の合わない二人が手錠で繋がれて一緒に逃げる、手錠アクションと斧アクションが相俟ってここのアクションシーンも素晴らしい出来となっている。見所の一つ。
 余談だが、この手錠アクションは自分の作っていた自主映画『学ランファイター』シリーズの3作目でやる予定であった。企画段階でしか無かったが、新キャラの悪徳刑事ハマー、もしくはヒロインのエリと主人公が手錠で繋がれながら謎のスーツ軍団から逃げ回るアクションの予定だった。引っかかったら腕とか滅茶苦茶痛いんだろうけど、このアクションは一度やってみたかったなぁ……いや、やってみたい。今後やるかもしれません。

 とりあえず海賊達からどうにか逃げ切ったドラゴンとチンだが、今度はチンの罠でドラゴンは捕まり、色々あって革命党員たちと和解後、再び捕まってしまいしょうゆを作る機械に投げ込まれてしまう。

しょうゆ工場

 大重量のコンクリに押しつぶされてしまうような、小さい頃に見たらトラウマになる事請け合いのシーン。これは結構怖かった。でもドラゴンは調子こいてる裏切り者のネクタイを掴んで脱出。そこからドラゴン+革命党員(と言ってもほとんどドラゴン一人)vs清朝政府密偵+チンの長い壮絶な戦いが始まる。

 密偵たちのボスはこの人。

特使

 特使らしい。役名も無く俳優の名前も知らないが、非常に嫌味な顔で良い笑

 その特使の部下の実行部隊がこの3人。左からチャン・ウーロン。リー・ホイサン。ジュ・ティッワー。

チャン・ウーロン、リー・ホイサン、ジュ・ティッワー

 みんなどこかで見たことある気がするが、ん?左のチャン・ウーロン……この人は特に『五福星』でも出てたけど……

チャン・ウーロン

 あんた前作の『プロジェクトA』で違う役で出てたじゃねーかwww続編なんだから出ちゃまずいだろ!!まぁ『大福星』の続編『七福星』でもディック・ウェイは別の人の役で普通に出てきましたけどもね(^^; ジャッキー映画ではアクション俳優が続編で違う役で出てくるのはご愛嬌なんでしょう笑

 ここでの戦いは一度マンがレイ・ミステリオも真っ青な見事な超速飛びつきフランケンシュタイナーを見せる。

フランケン1
フランケン2
フランケン3
フランケン4
フランケン5
フランケン6

 見た目にも迫力がある良いアクションだったんだが、この敵がその後普通にドラゴンを追ってきたからまるでダメージ無かったんだな……(^^;

 クァンとサンサンと言う二大ヒロイン(クァン役のロザムンド・クワンはリー・リンチェイのヒロインとして有名。サンサン役のマギー・チャンはジャッキー・チェンのヒロインとして有名)と共に屋根を逃げるというアクションで実際の女優さんにもアクションやらせて頑張っていたが、途中で足手まといになるとクァンが悟り、ドラゴンに大事な手帳を預けてリタイア。マンもいつの間にかリタイアしてて、実質ドラゴン単騎での決戦となる。
 ここのアクションは本当に素晴らしくて、マット・ハーディとジェフ・ハーディのハーディーズもびっくりな長い梯子を使ったアクションや。

はしご1
はしご2
はしご3

 高所からの大ジャンプ。

凄い高さ

 高所の竹渡り。

はしご渡り1
はしご渡り2
はしご渡り3
はしご渡り4

 など、ジャッキーアクションの集大成とも言うべきアクションの連続。
 組み手も密偵たち3人がかなり手強くドラゴンはやや劣勢となり、そこで編み出したのが秘技、唐辛子拳!!

とうがらし拳1
とうがらし拳2
とうがらし拳3

 大量の唐辛子を食って自分の身体に活を入れる、なんとも恐ろしい技だ。
 これには密偵の二人も唖然。

とうがらし拳4

 だが、効果は凄まじく、この二人の目に見事唐辛子をこすりつけることに成功し、二人は目を塞がれ倒される。恐るべし、唐辛子拳!!

 その後は最後に残ったチンを追撃。
 ここではチンの攻撃により竹組から落とされるのだが、

竹落下1
竹落下2
竹落下3
竹落下4
竹落下5
竹落下6
竹落下7
竹落下8
竹落下9

 途中に竹があって、それが地面に付く前になんども衝撃を和らげるように思えるが、よく考えてみて欲しい。竹だぞ。しなるつってもかなり固い。しかもこの高さ、これ死んでもおかしくないぞ(^^; 地味に前作の時計搭落ちと同じくらい危ないんじゃないだろうか。ジャッキーは本当に凄い。

 そして最後は大きな看板に潰されながらも無事なドラゴン。

ラスト1
ラスト2
ラスト3
ラスト4
ラスト5

 これも破れやすくしてある箇所があるとしても、凄い怖いよなぁ。。。
 残った特使もトンが「な~にが特使だ!」と言って蹴りを入れる。

なにが特使だ

 良いのかよ(^^;
 『ポリス・ストーリー』のラストと同じく、この暴力行為は誰も見てないことになりました笑
 これにて一件落着。


 物凄い長々と書いてしまったが、この映画は前作の『プロジェクトA』に勝るとも劣らない傑作である。この映画もジャッキー映画5本指に入ると思う。特にコメディ部分のアイディアが素晴らしく、ジャッキーのアクションのセンスだけでなく、コメディのセンスにも感心して、誰でも笑って楽しめるエンターテイメント作品になっていると思う。サモ・ハンとユン・ピョウの二人が抜けたのは確かに寂しいのだが、ジャッキーの奮闘により上手く別の作品としての差別化ができていて、この映画も前作と同じジャッキー映画の一つの到達点になっていると思う。見てない人は損している。それは確実。
 ただ一つ、邦題の「史上最大の標的」の意味だけはよくわからなかった。


愛すべき名場面
○腐敗警官たちとのアクション
○タイガー一味との戦い
○パーティ会場で絵に溶け込むシーン
○サンサンの家での騒動
○海賊達に追われながらの手錠アクション
○ラストのアクション

愛すべき名台詞
吹き替え版でのマギー・チャンとトン・ピョウの歌の掛け合い。



評価
★★★★★
(★ 五つが最高。☆は0,5点)


予告編↓


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テーマ:映画レビュー - ジャンル:映画

  1. 2011/01/09(日) 21:07:11|
  2. 映画-香港
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

貫禄

チャーリー・チャンは、やっぱり貫禄があります。
「ヤングマスター」や「ドラゴン・ロード」でジャッキーと対決したのも、この人でしたっけ?

リッキー・ホイも出ていたんですね。知らなかった。

「史上最大の標的」と言う邦題。公開当時、首を傾げる人が多かったです。悪徳署長のチン(ラム・ウェイ)の事を意味してるのでしょうか?その割に怖さはなく、ちょっと抜けたところがあるし。

大重量のコンクリに押しつぶされてしまうような場面。あれはゴマカシが効かない撮影場面。途中から油を流して、ジャッキーが登れないようにするし。こんな場面をよく撮りましたねー!

大きな看板が倒れて来る場面は、バスター・キートンの映画のパロディかな?

パーティー会場でダンスする場面。ジャッキーはスニーカーを履いて踊ったそうです。脚元は撮影されないから。某雑誌に書いてありました。そして、その雑誌に前回書いた事が載ってたんですよ。
「ジャッキー・チェンは単にカンフーが得意な気さくな兄ちゃんではない。香港映画の帝王なのだ。彼に命令されたスタントマンは、どんな危険な場面も演じなければならないのだ。」
この映画の2階からツボの上に落ちる場面などそうでしょうね。
  1. 2011/02/06(日) 09:37:52 |
  2. URL |
  3. 蟷螂の斧 #hOLFcCXo
  4. [ 編集 ]

>>蟷螂の斧

 チャーリー・チャンは一人だけ異様に迫力がありました。転がった椅子を蹴飛ばして立たせてその椅子に座る姿は流石でした。『ヤング・マスター』は違う人だった気がします……『ドラゴン・ロード』は未見なのでわからないです(^^;

> 「史上最大の標的」と言う邦題。公開当時、首を傾げる人が多かったです。悪徳署長のチン(ラム・ウェイ)の事を意味してるのでしょうか?その割に怖さはなく、ちょっと抜けたところがあるし。

 本当に疑問ですよね。チンはちょっと憎めないおっちょこちょいな小物悪役ですし、どういう意味なのか……?

 コンクリに押しつぶされてしまいそうなジャッキーのシーンは自分の幼い頃のトラウマです。自分のヒーローであるジャッキーがどうしようもない絶望的な状況に陥ってしまう。あれは本当に怖かった……。


> 大きな看板が倒れて来る場面は、バスター・キートンの映画のパロディかな?
 おそらくそうでしょう。ジャッキーが尊敬しているみたいですから。

 スニーカー履きながらダンスとは、ジャッキー、節操無いですね笑 映らないなら動きやすいほうが良いんでしょうね。

> この映画の2階からツボの上に落ちる場面などそうでしょうね。
 画像付きで取り上げましたが、本当にこのシーンは凄い。というか、恐ろしいです……スタントマンに敬意を払います。
  1. 2011/02/08(火) 22:43:13 |
  2. URL |
  3. 成川ジロー #-
  4. [ 編集 ]

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Author:成川ジロー
暴力は嫌い。
お酒も嫌い。
女性に弱い。
お金は無い。
誠意はある。

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