成川ジローの愛すべき○○ブログ(ネタバレあり)

管理人である成川ジローが愛すべき映画やアニメを格闘技、プロレスに絡めたりもして語るブログ。

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ヒックとドラゴン

 自分はファンタジーってものが小さい頃から大好きでした。まぁ男の子なら当たり前か。剣とか魔法の世界が大好きで、親父が恐竜好きだったってのも影響して恐竜も大好きで、ドラゴンとかそういうのが大好きだったんですね。そんな小さい頃に『ロードス島戦記』のOVAを夏休みアニメフェスタで見て、小説も読んでみてかなりはまって、中学生の頃に『ロードス島伝説』を読み始めて、知らん人にはわからないだろうけど、ナシェルがドラゴン乗りになるところが大好きで、「竜騎士」という存在は憧れだった。なれるもんならなりたかった。
 だからと言うか、この『ヒックとドラゴン』には相当期待して見に行った。評判も良かったしね。そしたらまさか感動のあまり泣いてしまうとはね……悲しいとか切ないとかじゃなく、空を飛ぶシーンが素晴らしすぎて泣いたんです。この映画を見ている間、自分は少年に戻っていました。子供の頃から夢見ていた風景が、この映画にはあります。


邦題『ヒックとドラゴン』
原題『How to Train Your Dragon』
2010/アメリカ/98分
監督 ディーン・デュボア、クリス・サンダース
制作 ドリームワークス・アニメーション
声優 田谷隼、田中正彦、寿美菜子、岩崎ひろし

ポスター

 ドラゴンたちと日々戦いを繰り広げ、ドラゴンを殺した者だけが一人前となれる慣習を持つ屈強なバイキング族、その長であるストイックを父に持つヒックは気性の荒いバイキング族の中では一風変わって争い事を好まない頭の良い少年であった。それゆえバイキング族からは鼻つまみ者とされ、同年代からの者からはからかわれ孤立し、父親もヒックの扱いに困り途方に暮れていた。
 そんなヒックはある日、独自に開発した武器で、誰も姿を見たことのない恐ろしいドラゴン、ナイトフューリーを打ち落とす事に成功する。しかしその事を誰にも見られていなくて信じてもらえず、それを証明するために単身落ちたはずのナイトフューリーを探しに行く。そして森の奥でついにナイトフューリーを発見するが、優しいヒックには抵抗できなくなっているナイトフューリーを殺すことができず、自由にして解放する。しかし、ナイトフューリーは尾翼の片方を無くしていて飛ぶことができずにいた。それを見たヒックは餌をあげ、可変式の尾翼をつくり、そのナイトフューリーにトゥースと名付け、観察する。尾翼の調整をしていくうちに、ヒックとトゥースの間には絆が芽生えはじめ、ヒックはドラゴンは殺し合う対象と見るべきではないと考え始めるのだが……


 ドリーム・ワークス制作のアニメーションは、『カンフーパンダ』くらいしか見たことがないんだが、これはダントツの面白い。今年トップレベルの話題作であるディズニーの『トイ・ストーリー3』に全く持って負けていない。絵が良いキャラが良い音楽が良いテンポが良い物語が良い、そして何よりも飛行シーンが最高に良い!
 自分はこういう元々3Dっぽく作られているCGアニメーションを3Dで見るのは意味がないと思ってる人間で、今回は3Dしかやって無かったから仕方なく鑑賞して、実際冒頭の夜中のアクションシーンは激しい動きには弱い3Dの追いついて無い感じ出てて「大丈夫か?」と不安になってしまっていたんだが、それ以降のシーンでは問題はなく、特にヒックがトゥースの背中に乗って飛ぶことに成功し、綺麗な海と大空をバックに自由に飛び回るシーンのスピード感は3Dと最高の相性を見せていて、ワクワク感と疾走感、爽快感がハンパない。これはマジでヤバい。素晴らし過ぎる。
 その飛翔シーンの素晴らしいクオリティに加え、個人的にドラゴンと言う最高にクールな動物と交流を交わし、絆が芽生え、共に空を翔ると言うシチュエーションはおそらく多くの人間が夢見たもので、感動して身が震える。自分は泣いちゃいましたよ。本当に。


 そんな羨ましい主人公のヒック。声は田谷隼。

ヒック

 屈強なバイキングの中では珍しい普通の子。普通の子の設定にしては反射神経がずば抜けてよく、異常に身体が丈夫でタフなのは主人公補正のお約束。バイキングの中では変わり者で孤立しているが、控えめで、力が全てのバイキングの社会では自信が持てずにいるだけで、本当は好青年。頭も良い。異端児だなぁ。


 その相棒のドラゴン、トゥース。

トゥース2

 今までにその素早さから誰にもその姿を確認されたことが無かった伝説のドラゴン、ナイトフューリー族のドラゴン。姿を見せずに攻撃してくるのは確かに恐ろしいが、その姿は普通に可愛いぞ!特にヒックとの交流シーンはこの映画の見所の一つ。とても丁寧に描かれてて面白い。
 最初はえさである魚をあげたりして、お互いに様子伺う。

コミュ1
コミュ2

 だんだん慣れてきてヒックの顔を真似てみたりするトゥース。

笑う練習

 可愛いわ。
 そしてトゥースを通じて次第にドラゴン族全体への先入観に疑問を持ち始めるヒック。

コミュ3
コミュ4

 予告編に画像が無かったが、小さいドラゴンが反射した光を物体だと思って追いかけるシーンは、昔自分が買っている犬でも同じことして遊んだなぁと懐かしく感じた。
 ドラゴン族を誤解していると感じたヒックはとても優しい人間。頑固者の親父にドラゴンと共存しようと提案し、親父が「ドラゴンには仲間が何人も殺された!」と怒鳴ったときに「僕達も何匹も殺したでしょ!」と言い返す。復讐の連鎖による無益な争いを防ぐには、こういう優しくて勇気のある人間が必要。その勇気をヒックはトゥースからもらった。良い話だなぁー。最終試験時にヒックが父から母の形見だと言われてもらった兜を脱ぎ捨てて、ドラゴンと仲良くなれるところを見せようとするシーンも良いよね。

 そしてこのコンビの素晴らしい飛翔シーン。

飛行1
飛行2
飛行3
飛行4

 画像じゃ伝わらないんだが、本当に吸い込まれるような3D体験だった。もう一度劇場で3Dで見たいけど、もう終わっちゃったよなぁ……。本当に羨ましい。自分も飛びたい。空を自由に飛びたいな!ってドラえもんじゃないけど、人間誰もが持つ夢だと思う。


 主人公の親父であり、バイキング族の長のストイック。声は田中正彦。

ストイック2

 明らかにいかつい。本当にヒックはこいつの子供なのか?って疑っちゃうくらい、骨格が違う笑
 戦いでは先陣を切り、勇猛果敢にドラゴンと戦う、バイキングの理想のような人。周りが見えなくなってしまうこともあり、時間はかかるが自分の間違いもちゃんと認めることができる、かなり頼りになる親父。
 親が持つ子への期待と理想と現実、親子の絆は割としっかりと描かれていて良い。この映画は絆の物語です。


 ヒックの鍛冶の師匠であり、ストイックの親友であるゲップ。声は岩崎ひろし。

師匠

 ヒックの友達でもある、良き理解者的な人。ドラゴンとの戦いで左腕と右足を失っていて、腕の方はアタッチメント式で武器や工具の付け替えができるようになっている。子供達の対ドラゴン教育の教官でもあり、ヒックたちを訓練する。その訓練シーンもドラゴンが種族毎にキャラが立っていてとても面白い。


 ヒックの憧れのヒロイン、アスティ。声は寿美菜子。

ヒロイン

 画像だとわかりにくいけど、真ん中の女の子がそう。この画像登場シーンなんだけど、このシーンがハリウッドのスーパースターのPVみたいというか、バックが爆発で起きててスローモーションで髪を振るアスティ。笑ったwww
 対ドラゴン戦の訓練でとても優秀な成績を出すが、最初は落ちこぼれだと思い込んでいたヒックが様々な手法でドラゴンを手なずけたりして成績を伸ばしてきて焦り、何か裏があると思ってヒックの後をつけ、ヒックとトゥースの事を知ってしまう。
 とても物分りの良い素直な子で、最初はツンツン要所でデレる。見事なツンデレをマスターしているヒロイン。良い!!笑

 ちなみに見難いけど右にいる巨漢が、身体は大きいけど気が小さく、ドラゴンの知識だけは他人に負けないフィッシュ。左にいるのがアスティに惚れてて訓練中もいいところを見せようとして失敗してしまうちょっとお馬鹿なスノット。

 双子

 酷い顔してるけど、手前にいるのが双子の女の子の方のラフ。奥にいるのが双子の男の方のタフ。どっちも口が悪く、よく喧嘩している。
 
 これが子供バイキングたち。最初は皆して変わり者のヒックを仲間はずれにしてるけど、素直だからすぐに仲良くなる。良い子だ。どの子もちゃんとしっかりキャラが立っている良キャラ。皆で力を合わせる最後の戦いなんかは、スノットがひたすら目をぶん殴ってるのが面白かったwww


 全体的に何もかもクオリティが高く、音楽なんかもスコットランドとかのバグバイプみたいな音が使われてて自分の好み。エンドロールの絵本もシンプルで良い。そしてもう何度も言うけど、最高の飛翔シーン。自分の中でのドラゴンや空を飛ぶ事への思い入れもあって、今年の映画では『インセプション』と並ぶ同率一位となりました。本当に楽しめた。
 バイキングの人たちの物分りが良すぎるとか、上手くいきすぎとか、そこらへんに文句をつけることはできるかもしれないけど、自分には全く問題になりませんでした。最高です。

 原作は絵本で、大分変更があったらしいが、そのテーマはちゃんと残っていて原作者も満足しているとの事。自分は原作知らないけど、本当に良いもん作ったもんだ。3Dで見れて本当に良かった。
 傑作。




愛すべき名場面
○アスティの登場シーン
○ヒックとトゥースの交流
○訓練
○ヒックとトゥースの飛行訓練及び飛翔シーン
○アスティのツンデレ
○最終試験でのヒックの窮地にトゥースが駆けつけるシーン
○ラストの戦い

愛すべき名台詞
○親父との口論
○アスティのツンデレ台詞

評価
★★★★★
(★ 五つが最高。☆は0,5点)

予告編↓
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テーマ:映画レビュー - ジャンル:映画

  1. 2010/09/27(月) 17:43:13|
  2. アニメ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:3
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コメント

ヒックとドラゴン 私も泣きましたよ!
すごく良かったです。トゥースもめちゃくちゃ可愛いし、ヒックも心優しい少年。
ヒックとトゥースが空を飛ぶシーンは、本当に圧巻でした!映画館で見たかったです。
続編もあるみたいなので、是非映画館で見ます!
  1. 2014/01/17(金) 23:27:26 |
  2. URL |
  3. ゆうき #-
  4. [ 編集 ]

>>ゆうきさん

本当に素晴らしい作品ですよね!
2の情報が少しずつ入り始めているので、本当に楽しみにしています!
映画館で見ましょう!!
  1. 2014/01/18(土) 00:10:07 |
  2. URL |
  3. 成川ジロー #-
  4. [ 編集 ]

ヒックとドラゴン2

はい!是非是非見ましょう!
楽しみです。(^o^)/トゥース(レス)が、あのまま可愛いといいです。ヒックとドラゴンの成長も楽しみです。
  1. 2014/01/24(金) 02:06:41 |
  2. URL |
  3. ゆうき #-
  4. [ 編集 ]

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女性に弱い。
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