成川ジローの愛すべき○○ブログ(ネタバレあり)

管理人である成川ジローが愛すべき映画やアニメを格闘技、プロレスに絡めたりもして語るブログ。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

カンフーシェフ

 『プラスティック・シティ』から続く日本の大物と香港の大物による共演作第二弾!!って、まぁこの後別に続かないけどね。とりあえず今回はさらに台湾のアイドルも混ぜた中々カオスなギャグ映画となってます。

邦題『カンフーシェフ』
原題『KUNG FU CHEF/功夫厨神』
2008/香港/90分
監督 イップ・ウィンキン
出演 サモ・ハン、加護亜依、ヴァネス・ウー、チェリー・イン、ルイス・ファン、ブルース・リャン、ラム・ジーチョン、ティミー・ハン

ポスター


 村で一番の料理人であったピンイーは、結果的に兄を追い出して料理店の料理長を継いだせいで、兄の息子ジョーに逆恨みをされ店を追われてしまう。その後兄の師匠の店である「四海一品」を訪ね、同じく兄の師匠を訪ねてきたケンと出会うが、師匠は亡くなっていて、ひょんなことからその店の料理長を勤め、ケンに弟子入りを志願される事になる。兄の師匠の娘であるシェン・インとシェン・チンの姉妹と共にお店を繁盛させようとするが、そこに再びジョーの嫌がらせを受け、最終的に中華料理大会の場で雌雄を決することになる。

 日本のカリスマ俳優オダギリジョーと香港のノワール界の重鎮アンソニー・ウォンをブラジルと言う未知の鍋にぶち込んで味付けにも失敗してカオス映画となってしまったのが『プラスティック・シティ』だったが、香港映画界のドンであるサモ・ハン、元モー娘の加護亜依、台湾の人気アイドルのヴァネス・ウー、往年のカンフースターであるブルース・リャン、彼らを同じ鍋にぶち込むって発想がもう凄い。『プラスティック・シティ』よりもよっぽどカオスだ。でもぶち込んだのが香港と言う鍋で良かった。香港映画はゲテモノでも何でも独特の味に仕上げるからね。それにカンフー、料理というジャンルの味付けも良かった。カオスである事に間違いは無いし、その構造は香港映画特有の欠陥がたくさんあるけど、なんとも見れるものになっている。凄い。やっぱり香港映画って凄いな笑


 主人公がサモ・ハンなのかヴァネス・ウーなのかイマイチわからんつくりだったけど、とりあえず年功序列と言うことでサモ・ハンからメインキャストを紹介。

 凄い実力のある料理人、ホアン・インピー。サモ・ハン。

オープニングサモハン
龍包丁

 この画像はタイトルバックなんだけど、延々とサモ・ハンがカンフーの型をやってる後ろで中華料理の映像が流れるっていう、これを見るだけでちょっと笑ってしまうようなオープニング。カンフーと料理の融合、最初っからやってくれるぜ!!
 二枚目の画像はその店に伝わる伝家の宝刀ならぬ、伝家の包丁、「龍包丁」。なんか凄いらしいが、個人的には料理人はそんなもんに頼るべきじゃないと思うんだが。まぁあんまり使われないけれどね。
 村一番の料理人なんだけど、最初に自分の部下の裏切りによって料理に毒をもられてしまい、祝いの席で食あたりを出してしまって追われる。犯人が目の前にいて、「こいつが毒を盛った!」と言っているのに村長が「お前が料理を作ったんだろ!」と押し切られて追い出されてしまうのは何か理不尽な気がした。

ティミー・ハン

 その部下がリアンという男。何がしたいのがさっぱりわからないクソ野郎なんだけど、もしかしたらこいつとジョーの繋がりのシーンはカットされたのか、裏設定があるのか、とにかくこいつはとても悪いことをしているのに自覚がないと思う。
 演じているのはティミー・ハン。なんとサモ・ハンの長男ですよ!全然太ってない。全然アクションもやらない。ややレオン・ライに似てる気がする。コツコツとキャリアを積んでいるらしいが……。

 そういえばDVDはサモ・ハンが北京語話してた。中国の映画は吹き替えは当然あるんだけど、サモ・ハンが広東語、ヴァネスが台湾だから北京語、そして加護ちゃんはどっちもまず喋れないから日本語。生の声はヴァネスだけなのかな??


 料理学校だか武術学校だかよくわからん学校を卒業してやってくる、才能がある真面目で素直な若き料理人、ケン・ロン。ヴァネス・ウー。

 ヴァネス
ヴァネスサービス

 サモ・ハンに弟子入りするんだけど、このキャラが本当に素直な良い子で、変に師匠に突っかかったりしなかったので物語りがとてもスムーズに進んだ。しかしそれでもカンフーと料理をどっちも見せるのには無理があったのか、要所要所異常なスピードの展開があったりするから、そんなことやってる暇も無かったのかもしれないな。
 二枚目の画像はおそらくファンへのサービスシーン。この人この映画の中でやたら筋肉見せます。その割にはカンフーアクションがちょっと雑なんだけど、カンフーの動きも料理の動きも覚えなきゃいけないから大変だったろうな。。。とりあえずカンフーはもっと練習しなきゃ駄目なレベル。荒い。
 『ドラゴン・スクワッド』にも『三国志』にも出てるから、じつは結構見てる。今まで全然印象に残ってなかったけど、やっと顔を覚えました。


 いつの間にかケンと恋仲になるヒロインのシェン・イン。加護亜依。

加護1
加護2

 登場後いきなり可愛く笑って加護ちゃん健在をアピールするが、自分にとってはこのキャラの姉役のチェリー・インの方が断然好みなので、そっちをヒロインにしてほしかった笑 っつーか加護ちゃん顔メイクで白くしすぎじゃね??
 キャラは悪くない。元気が良くて威勢の良い料理屋の娘を好演!ただ、言語の壁があって、演技のコミュニケーションを最低限の笑いとかでやっちゃってるのに無理がある……映画としてはちゃんと吹き替えでばりばり喋ってるんだけど、やっぱり上手くコミュニケーションできてない感じがする。違和感。
 アクションはけっこう自分自身でやってたみたい。

チンピラ1

 途中上の画像のジョーの手下のチンピラたちが料理にクギを入れていちゃもん付けるなんか懐かしいシーンがあるんだけど、そこでもかなり喧嘩腰。自らテーブルの上に乗りチンピラに罵声を浴びせる加護ちゃん。

チンピラに対抗

 その場は収まったものの、後日偶然買い物中にそのチンピラを見つけ、「やられっぱなしは嫌だ!」とか言ってヴァネスが止めるのも聞かずいきなり飛んでドロップキック!!

加護ちゃんドロップキック

 マジで奇襲。ってか食材踏みまくってるし(この前の食材選びのシーンでも野菜は床に落としまくるわネギでヴァネスの頭叩いてそのネギを商品棚に戻しちゃうわ)、本当に料理屋の娘か?ってくらい食材をゴミ扱いしてる。
 そこの戦いではヴァネスもやると思ったけど、なんかの野菜をヌンチャク代わりに。

食材ヌンチャク

 料理人として、それは良いのか??
 しかもこのシーン二人が相手にしてるのは半分はチンピラだけど、もう半分は警備員。警備員を殴り蹴る。これ駄目だろwww
 とりあえず加護ちゃんのアクションは割りと良かった。


 料理屋を仕切るその姉、シェン・チン。チェリー・イン。

チェリー・イン

 加護ちゃんのキャラとは正反対で、静か清楚な姉。なんかこいつはやけにサモ・ハンと話すシーンが多くて、まさかサモ・ハンとくっつくのか!?と恐怖しました笑 そんな展開無かったけど。個人的には加護ちゃんはヴァネスが好きだけど、ヴァネスは姉が好きみたいな三角関係にしてほしかった笑 それを乗り越えて元気になる加護ちゃんとか面白そうじゃない?これ以上そういう要素増やしたら尺がやばいだろうけど。
 演じているチェリー・インは、『柔道龍虎房』でジョニー・トーに見出された女優。『フルタイムキラー』とか『プロジェクトBB』にも出てたらしいんだけど、全然記憶に無い。『柔道龍虎房』では可愛かった気がするんだが、この映画ではとても綺麗に見えた。

加護ちゃん小さくね?

 ってか加護ちゃん小さすぎないか?遠近法か?
 ちなみに左から二番目にいるキャラはケンと同僚になるもう一人の料理人で、なんか食材を見ただけでその性質がわかるというか、中身の鮮度みたいなものまでわかるというレントゲンみたいな地味に凄い特殊能力を持っているみたいなんだけど、その描写はあっても説明が一切されてなくて空気扱い。可哀想。この人のシーンももっとあったけどカットされたんじゃないだろうか?
 一番左の人はサモ・ハンに料理勝負を挑んで負けてさっさと店を去ってしまった姉妹の店の元料理長。いくらなんでもその行動は無責任過ぎるだろwwwしかもすぐに敵対しているお店に就職活動しにいく始末。なんなんだこの人はwww


 ピンイーの兄、ホアン・ピンチー。ブルース・リャン。

ブルース・リャン

 どういう経緯でピンイーに店を譲らなきゃいけなくなったのかは語られてないけど、店を譲って出て行ったあと、何故か息子を放って失踪してしまったのがそもそもの原因。こいつがちゃんと説明しておけば息子が復讐に狂い暴挙に出ることは無かった。ってか本当に息子放ったらかして何処で何してたんだよ。最後ちゃっかり出てくるし。
 演じているブルース・リャンは昔っからカンフー映画出てる、サモ・ハンよりもベテランな人ですね。最近映画界に復帰して『カンフー・ハッスル』とか出てたけど、今回はサモ・ハンといぶし銀同士のベテランアクションを見せる。この年でアクションできるって凄いな。

サモvsブルース

 ちなみにここに限らず、全編通してアクションはサモ・ハン本人がやっているところも多いけど、足技系、とび技系、倒れる系のスタントはサモ・ハン本人ではなくスタントマンがやってるっぽい。

スタント1
スタント2

 身体の太さが明らかにサモ・ハンじゃないし。

スタント3
スタント4
スタント5

 この人誰だろう??
 ただ、セガールなんかよりも全然自分自身でアクションもスタントもやっていて、この年にしてサモ・ハンもブルース・リャンも健在!!全盛期のサモ・ハンに劣るのは仕方ないとしても嬉しい限りです。
 ちなみにこれが最後に出てくるときのブルース・リャンなんだが、

ブルース・リャン若返ってねえか

 身奇麗な格好しているせいか、若返ってないか?笑


 そのピンチーが何にも説明せずに出て行っちゃったからグレて逆恨みして嫌がらせをする息子のジョー。ルイス・ファン。

ルイス・ファン

 色んな意味で一番かわいそうなキャラ。でも親父が失踪したのにどうやったのか、有名料理店のオーナーみたいな地位についてるのは凄い。並大抵の努力じゃあそこまで登り詰められないだろ。復讐の執念だかわからんが、商才があったんだろうな。
 演じているルイス・ファンは『ブラックマスク』に出ていたらしい……ジェット・リーとラウ・チンワンしか覚えてないわwwアンソニー・ウォンが出てたことすら記憶にないからね(^^; この映画でのアクションは良かった。


 あと、ジョーの店の料理長役はラム・ジーチョン。

ラム・ジーチョン

 『カンフーハッスル』の主人公の相方だった人ですね。顔は若いけどガタイのおかげで貫禄がある。アクションはしないみたい。二代目動けるデブ、二代目デブゴンはいないのか……


 途中展開のスピードが異常で見てる側を置いてきぼりにすることがあったりする。

いきなりつかまってる

 ジョーが「嫌がらせしてやるぜ!」って言った次の瞬間加護ちゃんが捕まっててヴァネスが戦ってて、次の瞬間ヴァネスと加護ちゃんがいちゃいちゃしてて、そのまた次の瞬間ヴァネスと加護ちゃんが冷凍室に閉じ込められていて……と、常軌を逸した、予想できない展開が続いたときは笑った。さすが香港映画。大味すぎるwww

 色々酷いことやってるけど、カンフーシーン、料理シーン自体はとてもちゃんとしていて、カンフーは見れるし料理は美味そう。豆知識みたいのも全然嘘っぽさが無い。そしてなによりも、あの『中華一番』や『将太の寿司』みたいな料理漫画にありがちな馬鹿馬鹿しいノリを役者たちが元気一杯ノリノリで演じている、それにカンフーアクションを混ぜて、更に馬鹿馬鹿しいノリの高みに達している。それがこの映画の良さだと思う。

 突っ込みどころも勢いでごまかせちゃってる娯楽作品。ただ、やっぱりコミュニケーションと演技の問題はあるし、アクションと料理どっち付かずで今ひとつ突き抜ける要素も無かったのは確かだから、もう一つぶっ飛んだものがあればもっと面白かったんだろうなと思う。

 加護ちゃんファンにはお勧めしていいんじゃないだろうか。これでもか!ってくらい可愛らしさをアピールしている気がした。ヴァネスとのキスシーンとかも無いから大丈夫ですよ!笑

 料理できるヤツは皆カンフーの達人というのは当たり前らしい。この映画の中国の料理学校が完全に武術学校だったしね。さすが中国!



愛すべき名場面
○加護ちゃんの可愛さアピールシーン
○サモ・ハンvsブルース・リャン
○加護ちゃんのドロップキック
○サモ・ハンvsルイス・ファン

愛すべき名台詞
特に無い

評価
★★★
(★ 五つが最高。☆は0,5点)

予告編↓


カンフーシェフ [DVD]カンフーシェフ [DVD]
(2009/08/07)
加護亜依/ヴァネス・ウー[呉建豪]/サモ・ハン・キンポー[洪金寶]/イップ・ウィンキン(監督)

商品詳細を見る



P.S.
そういえば、途中に『座頭市』にあったような、人々の動作で音楽作ってくようなシーンがあった。

包丁ドラム。座等市と比べると下手。

料理のシーンの包丁の音とかでやってるんだけど、『座頭市』に比べたら下手糞すぎて全然音楽になってなくて逆にもう笑えた。
スポンサーサイト

テーマ:映画レビュー - ジャンル:映画

  1. 2010/08/04(水) 17:24:48|
  2. 映画-香港
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<トイ・ストーリー2 | ホーム | PLASTIC CITY プラスティック・シティ>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://nestofdragon.blog130.fc2.com/tb.php/100-d4c87e11
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

成川ジロー

Author:成川ジロー
暴力は嫌い。
お酒も嫌い。
女性に弱い。
お金は無い。
誠意はある。

評価は
★=1
☆=0,5
五つ星=★★★★★が最高評価です。

yahoo映画も登録してます↓
http://my.movies.yahoo.co.jp/profile-h5Bi36CCZy9hq1y7A4EjP_5.bwtX

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (4)
映画 (7)
演劇 (2)
プロレス (0)
格闘技 (0)
映画-香港 (24)
映画-邦画 (22)
映画-洋画 (33)
映画-その他 (11)
目次 (6)
プロレス-WWE(WWF) (0)
格闘技-ボクシング (0)
格闘技-K-1 (0)
格闘技-総合 (0)
小説 (1)
アニメ (11)

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。